50代女性が自分の信念に基づいて我を通していく……そんな姿を描いたドラマを3本ピックアップしてみた。どのドラマでも、「他人に迎合せずに自分でやりたいことをやる」ということが人生の快感であることを強烈に見せてくれる。
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●『クイーンメーカー』(2023年)
俳優名(演じている役名)/キム・ヒエ(ファン・ドヒ)、ムン・ソリ(オ・ギョンスク)、リュ・スヨン(ペク・ジェミン)、ソ・イスク(ソン・ヨンシム)
〔ここが痛快!〕主人公のファン・ドヒは巨大企業ウンソングループの戦略企画室長として抜群の働きをしていたのだが、会長ソン・ヨンシムと娘婿のペク・ジェミンに裏切られて挫折した。
憎きジェミンがソウル市長選挙に出馬することになり、ドヒは復讐を決意して、人権弁護士オ・ギョンスク(ムン・ソリ)を対立候補にかつぎだす。激しい選挙戦となったが、ドヒがジェミンを強烈に追い詰めていく。その執念が凄まじい。
●『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』(2023年)
俳優名(演じている役名)/チョン・ドヨン(ナム・ヘンソン)、チョン・ギョンホ(チェ・チヨル)、ノ・ユンソ(ナム・ヘイ)
〔ここが痛快!〕ヒロインのナム・ヘンソンは一流の選手だったが、母が急死して姪を育てなければならなくなった。引退して一生懸命に働いて、「国家代表惣菜店」という店を軌道に乗せていく。姪は高校生になり、彼女が通う塾の超人気講師がチェ・チヨルだった。
このチヨルは恐るべき才能を持った男性。でも、「国家代表惣菜店」の弁当が大好きになり、ヘンソンとの関係も次第に深まる。ところが、2人を陰から狙う不穏な動きがあり、予断を許さぬ展開になる。それでも、持ち前のバイタリティでヘンソンが危機を乗り越えていく。
●『未成年裁判』(2022年)
俳優名(演じている役名)/キム・ヘス(シム・ウンソク)、キム・ムヨル(チャ・テジュ)、イ・ソンミン(カン・ウォンジュン)、イ・ジョンウン(ナ・グニ)
〔ここが痛快!〕主役のキム・ヘスが演じるのは、未成年が犯した犯罪を裁く地裁の判事シム・ウンソク。個性的な性格であり、職場の同僚とは同調せずに目の前の犯罪そのものを嫌悪している。
そんな彼女と席を並べるチャ・テジュは典型的な人情家の判事で、ウンソクとスタイルが違う。こうして、2人の対比を通して裁判の現場が描かれていく。加害者と被害者の双方から問題の核心を描いている点が秀逸だ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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