Netflixで配信されている『旋風』は、大統領が暗殺未遂に遭ったその日に首相と副首相の対立が政界に激しい旋風を巻き起こす様子を描いたドラマだ。
主演を務めているのは、元検事の首相パク・ドンホを演じるソル・ギョングと、全大協出身の経済副首相チョン・スジンに扮するキム・ヒエである。2人は息ぴったりの演技で大きな注目を集めている。
共演者には、大統領秘書室長チェ・ヨンスクを演じるキム・ミスク、元弁護士の大統領チャン・イルジュンに扮するキム・ホンパ、大統領夫人ユ・ジョンミを演じるオ・ミンエがいる。
さらに、ドンホの秘書ソ・ジョンミンに扮するイム・セミ、全大協出身でスジンの夫ハン・ミノを演じるイ・ヘヨン、ソ・ジョンヨンの元恋人でスジンの秘書であるイ・マンギルに扮するカン・サンウォンも出演している。
6人とも、ドラマの中で主演の2人と一緒に本格的な演技を披露している。
それでは、ここから物語の第3話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。
心筋梗塞に意識不明の状態だった大統領のイルジュンが目を覚ました。その一方で、首相のドンホは、テジングループ副会長のカン・サンウン(キム・ヨンミン扮)を陥れるために自ら毒薬を飲んで危篤状態になってしまう。
それにより、国家は緊急事態に陥ってしまうが、副首相のスジンは自身の財界との癒着を隠したい一心で、ドンホの究明を妨害するために病院に人事に介入する。結果的にドンホは一命をとりとめるのだが、彼を救ったのは秘書室長のヨンスクだった。
意識を取り戻した大統領が1週間ほどで職務に復帰する可能性を感じたドンホは、毒が完全に抜けていないにもかかわらず、残されたわずかな時間の中で特別捜査に動き出すが……。
名俳優たちがすばらしい演技で盛り上げているドラマ『旋風』。特にソル・ギョングとキム・ヒエの演技が魅力的だ。今後の展開の中でも、主演2人の演技にぜひ注目してほしい。
文=大地 康
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