【佳境】『青春ウォルダム』で王家の滅亡を狙う勢力は誰なのか

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NHKの BSP4KとBSで放送されている『青春ウォルダム 呪われた王宮』は、全20話の後半に入って来た。前半は、パク・ヒョンシクが演じる世子イ・ファンを脅迫する「呪いの書」と、チョン・ソニが扮しているミン・ジェイの一家を襲った毒殺事件がクローズアップされていた。

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そうした中で、朝鮮王朝の王族である李家の滅亡を予告する勢力が出現した。彼らは李家の滅亡を現実に示すかのように、王宮にあった李(すもも)の木を意図的に燃やした。そうすることで、王家に不吉な出来事が起きることを暗示したのだ。

効果はテキメンだった。まだ子供の大君は恐ろしくなって寝込んでしまった。この時点でイ・ファンは、謎の勢力が「呪いの書」と関係していることを大いに疑っていた。それだけに、絶対に真相を突き止めなくてはならなかった。

疑われているのが、10年前に反乱を起こした宋(ソン)家の動向だ。反乱の首領は処刑されたのだが、彼らが李家を滅ぼすと予言した怪文書が市中にバラまかれた。

こうした事態になって怪しい動きをしていたのが、右議政(ウイジョン/政権のナンバー3)のチョ・ウォンボ(チョン・ウンイン)であった。彼はドラマの中で一番の悪役であり、権力を奪い取ろうと画策している張本人だ。

青春ウォルダム
画像=tvN

世子を脅迫する「呪いの書」

このチョ・ウォンボは、実は10年前に反乱を鎮圧したときの立役者なのだが、額面通りには受け取れない。腹黒い人間なので鎮圧に際しては、かならず裏取引があったはずである。

果たして、それは何なのか。そして、10年前の因縁が現在の王宮にどのように波及してくるのか。チョ・ウォンボが仕掛ける陰謀がドラマの後半に目立ってくるに違いない。

【『青春ウォルダム 呪われた王宮』ドラマ概要】
〔放送日時〕 
●NHK  BSP4K  毎週日曜午後9時00分 
●NHK  BS    毎週金曜午前0時25分[木曜深夜] 
〔役名/出演者〕
イ・ファン/パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ(コ・スンドル) /チョン・ソニ
チャン・ガラム/ピョ・イェジン
ハン・ソンオン/ユン・ジョンソク
キム・ミョンジン/イ・テソン
テガン/ホ・ウォンソ

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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