大きな期待と関心を集める中、ついに完結した韓国ドラマ『涙の女王』。tvNで放映された韓国では毎回のように好視聴率をマークし、日本でもNetflixで配信され大人気。大きな関心を集めた。
その期待に応えるようなハッピーエンドで終わり胸を温め熱くした視聴者たちは多いが、その一方で毎週のように楽しみにしていたドラマが終わってしまい、どこか寂しく胸にポッカリと穴が開いてしまったような『涙の女王』ロスを患わってしまったファンも多いはず。
そんな『涙の女王』ロスに贈る連載企画。第1回目は『涙の女王』の脚本家でありヒットメーカーであるパク・ジウンについて。GWはパク・ジウン作家の名作をイッキ見して『涙の女王』ロスを乗り切ろう。
『涙の女王』のシナリオを担当したのは脚本家のパク・ジウンだ。韓国を代表する人気脚本家で、そのギャラは1話につき1億ウォン(約1100万円)を超えると言われるほど。韓国ドラマは平均16話とすると、1つの作品で2億円近く稼ぐことになるが、パク・ジウンはそのギャラに相応しい名作を次々と生んできた。
400年間も生きているという大学講師ミンジュン(キム・スヒョン)は、時間を止めて自分の望むシチュエーションに現場を作り変えることができるエイリアンだ。そんなふうに不可能を可能にするミンジュンを悩ますのが隣に住む人気女優のソンイ(チョン・ジヒョン)。
彼女に殺人犯が迫っていることを察知してミンジュンは必死に守ろうとしていくのだが……。得体の知れない宇宙人とわがままな女優の組み合わせはファンタジー度が際立っていた。
ご存じ、日本でも大ヒットしたラブストーリー。いまさら説明がいらないほど新しい韓流ブームの象徴になったドラマ。しかも、主役コンビのヒョンビンとソン・イェジンの結婚も発表され、またまた注目を集めている。
財閥令嬢がパラグライダーの事故で北朝鮮に不時着したあと、現地でイケメンの軍人と恋に落ち、ヨーロッパまで2人のラブロマンスが続いていく……というストーリー全体が大人のファンタジーに満ちている。ドラマの内容は、「北朝鮮の生活」「ソン・イェジンの美しさ」「軍人の実態」「悪役のえげつなさ」などがキーワードになっている。
文=韓ドラ時代劇.com編集部
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