『涙の女王』の憎めない弟役クァク・ドンヨン、見事な緩急で証明した“存在感”

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tvNドラマ『涙の女王』でホン・スチョル役を演じる俳優クァク・ドンヨンが、立体的なキャラクターを披露している。

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(※以下、第11・12話のネタバレあり)

劇中でホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)の病状が悪化しシリアスなテイストが濃くなったなか、クァク・ドンヨンは見事な緩急で視聴者の涙を誘った。

第11話では、スチョルが姉・ヘインの気をそぐために持ち歩いていた呪符のせいでヘインが病気になったのではと、スチョルが後悔しながら呪符を破るシーンが描かれた。

ところが、スチョルが呪符を破った直後、「呪符がどうしたって?」と言いながら目覚めるヘイン。スチョルは「呪符を破ったおかげだ」と子供のように喜ぶも、「今までごめんね」と気持ちを伝えるヘインを見て「いつもの姉さんじゃない」と嗚咽し、リアルな姉弟演技を披露した。

涙の女王
(画像=tvN)

第12話では、スチョルの妻であるダヘ(演者イ・ジュビン)が戻ってくる姿が描かれた。深夜に町をパトロールしていたスチョルは、タクシーから降りるダヘを見て瞬時に涙を浮かべる。

怪しい車だと思って慌てたのも束の間、ダヘの姿を見て瞬時に純度100%のロマンスモードに入ったスチョル。一瞬で空気を変えるクァク・ドンヨンの巧みな演技がスチョルのピュアさに説得力を増した。

涙の女王
(画像=tvN)

すべての面で抜けていても、妻と息子を守るために少しずつ成長していくスチョルになりきったクァク・ドンヨンの密度の高い演技も、『涙の女王』の見どころの一つとして挙げられる。

『涙の女王』第13話は、4月20日21時20分に放送。Netflixでも配信される。

(記事提供=OSEN)

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