“日本人役”がハマりすぎ!?『京城クリーチャー』女優スヒョン、流暢な京都弁で上品さまで醸し出す

2024年01月09日 話題 #Netflix
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Netflixオリジナル『京城クリーチャー』を通じて、女優スヒョンの魅惑的なカリスマ性があわらになった。

【注目】スヒョン、着物姿から放たれるオーラ

スヒョンは『京城クリーチャー』で、京城内で最も強大な権力と富を享受する日本貴族の前田由紀子役を演じ、オンソン病院の秘密の鍵を握る中心人物として活躍した。

1月5日に公開された『京城クリーチャー』パート2では前田由紀子が関連したオンソン病院の秘密をはじめ、クリーチャー(演者カン・マルグム)との関係、テサン(演者パク・ソジュン)への思い、悲劇的なエンディングが一つずつ明らかになり、目が離せない状況が繰り広げられた。

スヒョンはビジュアルと繊細な演技、流暢な日本語で、劇中最も謎に包まれた前田由紀子を完璧に描き出した。

見惚れてしまう…圧巻のビジュアル

本音も分からず、近寄りがたい人物の性格は衣装から明らかだ。スヒョンはいつも端正な着物姿とまっすぐな姿勢で前田を表現した。家では比較的明るい色とパターンのある着物を、人と会うため外に出るときは暗い色の着物で重みを与えながら、前田の二面性を繊細にあらわした。

産毛一本も見えない整った髪と、真っ赤な唇、スタイリングに合った冷たい目つきと無表情で神秘的な雰囲気を醸し出した。スヒョンの美しい姿は、前田が作り出した悲劇がさらに非現実的で恐ろしく感じられるような役割を十分に果たした。

スヒョン
スヒョン(写真=YGエンターテインメント)

節制された感情、強いインパクト

スヒョンは前田を演じ、節制に最も重点を置いた。製作発表会で「普段はよく笑いよく泣き、感情が豊かなので感情の節制が難しかった」と伝えていたが、劇中では感情を隠しながらカリスマ性を発散した。

茶道をしながら登場した第1話から一貫した穏やかさを見せた前田だが、第9話でテソン(演者パク・ソジュン)と会い、これまで押さえていた感情を一気に爆発させ、強烈な印象を残した。

前田は友人だった頃に戻れるよう最後の機会を与えたが、それを拒否するテソンに向かって「今この瞬間、あなたのために一番努力している人はまさに私だ!私を裏切るのか」と怒りながら、初めて感情的な姿を見せた。スヒョンは落ち着いて話し始めたが、だんだん激しくなる息、微妙な眉毛の動き、込み上げる涙を飲み込んで節制された怒りを表現し、劇の流れにともなう卓越した調節で没入感を高めた。

前田はオンソン病院の後援者であり、明子(演者ジウ)をオンソン病院に送った当事者で、ソンシム(演者カン・マルグム)、チェオク(演者ハン・ソヒ扮)母娘と複雑な関係で結ばれていた。

『京城クリーチャー』シーズン1全般にわたって前田の手が届かないところがないという事実が、スヒョンの感情演技によってさらに大きな反転を引き出し強いインパクトを残した。

完璧な日本語、拙い朝鮮語

スヒョンは今回の作品を通じて初めて日本人の演技を披露した。完璧な英語の演技に長けたスヒョンだからこそ、新しい言語での演技挑戦に多くの人々の関心が集まっていた。その時代の京都弁を立派に使用しながら上品さまで与え、スヒョンの言語能力が再び注目されるきっかけになった。

スヒョン
『京城クリーチャー』劇中のスヒョン(画像=Netflix)

また、スヒョンは韓国語を発音からイントネーションまでディテールに、そしてつたなさをうまく表現し、前田を演技するための完璧な努力を感じさせた。

スヒョンは1月9日、所属事務所YGエンターテインメントを通じて「俳優、製作陣共に多くの愛情と努力を注いだ作品なので、互いに励まし応援する連絡を交わした」として「個人的にも長い時間待ち、反応がどうなのか緊張した作品だったが、多くの方々が前田に関心を持って見てくれて感謝している」とシーズン1を終えた感想を伝えた。

猛活躍で『京城クリーチャー』シーズン1を成功裏に終えたスヒョンは今年、映画『普通の家族』とドラマ『ヒーローではありませんが』(ともに原題)を通じてまた別の魅力を発揮する予定だ。

(記事提供=OSEN)

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