テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい～ボクが結婚する理由(わけ)～』では、12月8日の第16話で「結婚プロジェクト」に新しい展開が起こった。
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そもそもこのプロジェクトは、結婚しない三兄弟のことを心配した両親と祖父が「6ヶ月以内に結婚相手を連れてきたら、家族が持っているマンションを与える」という条件を出して始まった。
候補の三兄弟は歯科医師の長男ユンジェ(オ・ミンソク)、弁護士の次男ヒョンジェ(ユン・シユン)、公務員試験受験生の三男スジェ(ソ・ボムジュン)。この3人の中ではスジェが最有力候補になっていた。
本来なら彼は末っ子なので両親からは一番期待されていないのだが、それでも彼には確かな戦略があった。気が合うユナ(チェ・イェビン)をうまく結婚相手に仕立てあげて巧みにマンションをもらってしまおうというやり方だった。それがうまくいって一気に彼は両親や祖父から好意的な反応を受けていたのだが、ユンジェとヒョンジェも黙ってはいなかった。
ユンジェのターゲットは、ヒョンジェが務める弁護士事務所代表のヘジュン(シン・ドンミ)である。年は二つ上なのだが、どことなく彼はヘジュンが気に入っていて「結婚プロジェクト」にも本格的に参加してきた。
ヒョンジェのほうも独身生活を謳歌していたのだが、離婚訴訟問題で知り合ったミレ(ペ・ダビン)から愛の告白を受けて、少しずつ考え方が変わってきた。もともとは過去の恋愛がトラウマになって「愛を信じられないタイプ」であったヒョンジェ。
しかし、弟の戦略がわかっているだけに、そのまま見過ごすわけにはいかない。ついに覚悟を決めて彼もミレに対して愛の告白をした。これは、ヒョンジェにとっては大胆な発想の転換であった。
こうして結婚レースで横一列の展開になってきた三兄弟。先行するスジェをユンジェとヒョンジェが激しく追いかける。「結婚プロジェクト」の先行きがとても混沌としてきた。
文＝大地 康
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