時代劇『龍の涙』や『太祖王建』などに出演した俳優パク・ギョンドクさんが亡くなった。
【関連】【歴史コラム】『ポッサム』で光海君と対立していた大妃とは誰のことなのか
韓国放送演技者労働組合は11月30日、「11月28日に永眠された」と明らかにした。享年85歳。
1937年12月25日生まれのパク・ギョンドクさんは、70年余りの生涯を演技に捧げた。
1950年代、劇団に入団。そして1956年に映画『初恋』(原題)でデビューしてから、KBS特別採用タレントとして活動し、ドラマ『龍の涙』(1996年)、『王と妃』(1998年)、『太祖王建』(2000年)、『明成皇后』(2001年)、『武人時代』(2003年)、『大祚榮』(2006年)など、数多くの時代劇やドラマに登場した。
また、パク・ギョンドクさんは演技者にも労働組合が必要だという点に気づき、同僚演技者と関係者を説得して「韓国放送芸能人労働組合」を1988年に設立。初代委員長に就任してから、1990年7月1日までの任期を終えるまで約1年6カ月、労働組合を率いて演技者も労働者という認識を拡散し演技者権利保護のために先頭に立った。
韓国放送芸能人労働組合は「故人が委員長を引き受けた時期、労働組合は出演料、野外での撮影手当て、宿泊費、交通費を大幅に引き上げ、著作隣接権にともなう再放送料支給規定の始まりを用意した」として「故人の闘争のおかげで韓国の演技者たちが世界を舞台に活動している」と明らかに。続けて「先輩・後輩と同僚演技者のために一生努力した故人の冥福を祈る」と哀悼している。
■【関連】『イ・サン』イ・ソジン、資産600億ウォンの「ロイヤルファミリー説」
前へ
次へ