俳優ソ・イングクが11年ぶりのミュージカルへの覚悟について語った。
11月21日から始まったミュージカル『モンテ・クリスト伯』でエドモン・ダンテス/モンテ・クリスト伯爵役を熱演中のソ・イングクが、公演文化マガジン『THEATRE+』12月号にカリスマ性と少年美をそのまま盛り込んだ。
21日に開幕してから、ドラマチックな感情を完璧な調節で繊細に溶かし「新しいモンテ・クリストの誕生」と絶賛されているソ・イングクは、久しぶりに帰ってきたミュージカルに対するインタビューを続けた。
ミュージカル『モンテ・クリスト伯』について「以前の作品に比べ、時間をはるかにさかのぼる時代劇なので新しい感じ。あまりにも長い間愛されてきた有名な作品であり、私も初めて挑戦するので、大きな覚悟とドキドキした気持ちで臨んでいる」と作品に参加した感想を明らかにした。
同時に、ソ・イングクは「今シーズン、同じ配役の俳優たちの年齢層が全体的に低くなり、作品が新しくなるシーズンに合流することになった。本当に良いタイミングで出会えた作品だと思う」とし、「演出からすべての俳優・スタッフのおかげで、本当に幸せで多くのことを学び感じている。観客の方々も満足できれば、言葉では表現できないほどの幸せを得られると思う」と作品に対する愛情を示した。
「劇中の人物の貪欲さも、そしてエドモンが帰ってきて復讐をするのも人間が基本的に持っている気持ちだと思う。だから100年、200年が過ぎても作品が持っている根本的なメッセージの力は変わらないと思う」とし、「『モンテ・クリスト伯』は人の本能をそのまま盛り込んでいる率直な作品だ」と作品が持つメッセージを伝えた。
続けて、今シーズン全て新しくキャスティングされたエドモン・ダンテス/モンテ・クリスト伯爵役の4人の俳優たちに対して「4人(イ・ギュヒョン、コ・ウンソン、キム・ソンチョル)皆、色がとても強い方でアイデアも多様に出したが、演出家が提案することを全て試してみることができるように支えてくれた。一緒に作り出す過程がとても楽しかった」と明らかにし、4人4色の舞台に対する期待を加えた。
ソ・イングクが出演するミュージカル『モンテ・クリスト伯』はフランスの国民作家アレクサンドル・デュマの同名の小説をミュージカル化した作品だ。
若い船員エドモン・ダンテスが彼の地位と婚約者を狙う周りの人々の陰謀で、濡れ衣を着せられ悪名高い監獄で歳月を過ごしていたところ劇的に脱出し、モンテ・クリスト伯爵に名前を変え復讐に乗り出すが、ついに自らを破滅に導く復讐の代わりに許しと和解、愛の価値を探す波乱万丈な旅程を描いた。
また、ソ・イングクが主演を務めるドラマ『もうすぐ死にます』も12月15日に初公開され、Prime Videoを通じて240カ国以上で配信される。
(記事提供=OSEN)
◇ソ・イングク プロフィール
生年月日:1987年10月23日生まれ
身長:180cm
星座:さそり座
学歴:韓国大仏大学校
デビュー:2009年 EPアルバム『歌う』
☆主な出演作
『ラブレイン』(ドラマ、2012年)
『応答せよ1997』(ドラマ、2012年)
『主君の太陽』(ドラマ、2013年)
『ナイショの恋していいですか!?』(ドラマ、2014年)
『王の顔』(ドラマ、2015年)
『君を憶えてる』(ドラマ、2015年)
『ああ、私の幽霊さま』(ドラマ、2015年)
『ショッピング王ルイ』(ドラマ、2016年)
『空から降る一億の星』(ドラマ、2018年)
『Abyss』(ドラマ、2019年)
■【注目】ソ・イングクはなぜ「黄金の1987年」と呼ばれるのか
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