テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』。チョン・イルがキム・デソクとして主演を務めている本作で、ファイン翁主(オンジュ)を演じているのが「少女時代」のクォン・ユリである。
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11月6日に放送された第20話では、イ・イチョムの意図を知りながら北方の国教付近に派遣されているキム・デソクの無事を祈りながら、屋敷で家事をこなすファイン翁主の様子が描かれていた。
ある時、ファイン翁主がデソクの息子のチャドルに文字の読み方を教えているとき、その近くを通りかかったデソクの母親のハン氏は、彼女が文字を読めることを知って驚く。
さらに、自分の娘に礼儀作法を教えていたことや王様が食べる料理を知っていることなどから、今まで低い身分として見ていたファイン翁主がただものではないことに気づく。
しかし、ここから予想もしない展開になっていく。なんとチャドルの実母が突然屋敷を訪れたのだ。果たして、『ポッサム』の物語はここからどのような展開になっていくのだろうか。
ドラマの中で、魅力的に演技を見せているクォン・ユリの出演作で、『ファッション王』『キルミー・ヒールミー』を紹介しよう。
『ファッション王』は、ファッション業界を生きる若者たちが愛憎と欲望に翻弄される姿を描くラブストーリーだ。
ユ・アインが服飾工場を経営しているカン・ヨンゴル、シン・セギョンがヨンゴルの工場のデザイナーをしているイ・ガヨン、イ・ジェフンがヨンゴルの同級生でJファッション理事のチョン・ジェヒョクを演じている。
このドラマで、クォン・ユリはジェヒョクの元恋人でJファッションデザイナーのチェ・アンナを演じていた。
『キルミー・ヒールミー』は、7つの多重人格をもつ御曹司と新米精神科医が繰り広げるラブロマンス.である。
チソンがスンジングループ御曹司で多重人格障害のチャ・ドヒョン、ファン・ジョンウムがドヒョンの主治医で精神科医のオ・リジン、パク・ソジュンがリジンの双子の兄で覆面推理小説家オメガのオ・リオンを演じている。
本作で、クォン・ユリは覆面推理小説家オメガのファンであるアン・ヨナとして登場していた。
アイドルとしても女優としても活躍しているクォン・ユリ。今後も『ポッサム』で彼女の演技に注目していきたい。
文=大地 康
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