【寄付天使IU】逆境を乗り越えた正真正銘のシンデレラ・ストーリー!

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韓国にも互助文化の伝統がある。その中で、「慈善活動に熱心な芸能人は?」というアンケートがあったとすれば、多くの人が真っ先に名前を挙げるのは誰であろうか。

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たとえばIU。彼女は「寄付天使」と呼ばれることも多い。

そんなIUがとても不幸な境遇の女性を演じたのが、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』だった。

彼女が扮したジアンのキャラクターは、亡くなった父親から遺された借金に苦しみながら、障害を持つ祖母の世話に明け暮れていた。そのため彼女は派遣社員としてオフィスで働いたあとも夜に食堂で皿洗いなどをした。そして、残飯を持ち帰って空腹を紛らわすという生活を強いられていたのだ。

それは、ドラマの中だけの話だろうか。

ますます大活躍しているIU

恵まれない人々への支援

実のところ、IUも少女のときに経済的困窮の中で生活していた。彼女の母親が借金の保証人となってしまった結果、借金の取り立てに悩まされることになったのである。そうした日々がいかに心を引き裂かれるものであったか。

IUは「一刻も早くこの苦難から解放されたい」と切に願い、歌手としての成功を目指して必死に励んだ。彼女自身、まさに『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』におけるジアンと重なる運命を辿っていたのである。

そういう過去があっただけに、IUもジアンを演じる中で、幼い頃の辛い記憶が度々よみがえってきたようである。とはいえ、彼女が自らの経験を意識的に演技に反映させていたわけではない。それでも、借金取りに追われる経験は、無意識のうちにジフンを演じる上でプラスとなったに違いない。

実生活でのIUも、自らが経験した苦難を胸に刻みつつ、慈悲深く恵まれない人々への支援を熱心に続けている。彼女は、韓国芸能界でまれにみるほどの「シンデレラ・ストーリー」を実現させた女性だが、その成功に対していつも感謝の念を強く持っていた。その気持ちが「寄付天使」という姿を生み出しているに違いない。

そうしたことを考えると、IU自身が「善意のドラマ」の素敵な主人公だと言えるだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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