テレビ東京で放送されている時代劇『ポッサム~愛と運命を盗んだ男』で、ファイン翁主に献身的に仕える女官チョ尚宮(サングン)を演じているのがシン・ドンミである。
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10月24日に放送された第11話では、ファイン翁主(オンジュ)とチョ尚宮がバウの助けを借りてキム・ジャジョムの屋敷から逃げ出すシーンが描かれていた。
チョ尚宮は、ポッサムを行なったことによってファイン翁主が危険な目にあうきっかけを作ったバウに嫌悪感を示すも、捕らわれている間に「なぜあの者は助けに来ないのか」と言ったり、助けにきたバウに対して「助けに来るのが遅い」と言うなど、心の中ではかなり頼りにしているようだ。
そんなチョ尚宮としてベテランならではの演技を披露するシン・ドンミは、多くのドラマに出演している。その中で、『医師ヨハン』『模範刑事』を紹介しよう。
『医師ヨハン』は、医療現場で働く若者たちの成長と葛藤を描いたメディカルドラマである。
チソンがハンセ病院ペインクリニック科教授チャ・ヨハン役で主演を務め、イ・セヨンがペインクリニック科レジデントのカン・シヨン役を務めている。
共演者として、ソウル南部地検検事ソン・ソッキ役のイ・ギュヒョン、ペインクリニック科フェローのイ・ユジュン役ファンヒなども出演している中で、シン・ドンミはホスピスセンター緩和医療チーム看護師チェ・ウンジョン役を務めていた。
『模範刑事』は、真実に近付こうとする者と隠蔽しようとする者の対決を中心に、リアルな刑事たちの世界が描いたドラマである。
仁川西部警察署強力2チーム刑事カン・ドチャン役のソン・ヒョンジュ、ドチャンの相棒刑事オ・ジヒョク役のチャン・スンジョ、ジヒョクの従兄で仁川第一信託代表オ・ジョンテ役のオ・ジョンセなどが出演していた。
そんな名俳優たちが集まった本作で、シン・ドンミは仁川地方警察庁聴聞担当官室捜査官ユン・サンミ役を務めていた。
現代劇を中心に女優として活躍してきたシン・ドンミ。ベテランとして積んできた経験を活かして『ポッサム』でもチョ尚宮として最高の演技を見せている。これからも彼女は自分にしかできない演技で見る人を楽しませてくれるだろう。
文=大地 康
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