10月10日から韓流プレミアで放送がスタートした『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』。タイトルにある「ポッサム」とは、再婚が禁止されていた朝鮮王朝時代に、寡婦を布で包み誘拐を装って再婚を実現させる風習のことである。
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本作は、朝鮮王第15代王・光海君(クァンヘグン)の時代を舞台にした時代劇で、人違いから巻き起こるロマンスを描いた作品となっている。
この『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』で、主人公のバウ役を務めているチョン・イルは、本作の他にも『太陽を抱く月』『夜警日誌』『ヘチ 王座への道』といった時代劇で注目を集めている。
『太陽を抱く月』は、王と記憶を失って生きる巫女との切ない愛を描いた時代劇で、主人公の若き王イ・フォン役をキム・スヒョン、イ・フォンの初恋の相手で巫女であるホ・ヨヌ役をハン・ガインが演じている。
さらに、イ・フォンの妻である王妃ユン・ボギョンをキム・ミンソ、ホ・ヨヌの兄でイ・フォンの学問の師ホ・ヨムをソン・ジェヒが務めている。
本作で、チョン・イルはイ・フォンの異母兄である陽明君(ヤンミョングン)役で出演していた。
『夜警日誌』は架空の朝鮮王朝を舞台に、鬼神を退治する夜警隊の活躍を描いた時代劇で、チョン・イルは王子イ・リン役で主演を務めた。
共演者には、白頭山の巫女集団マゴ族の後継者トハ役のコ・ソンヒ、イ・リンの幼なじみで武官カン・ムソク役のユンホ、領議政の娘パク・スリョン役ソ・イェジ、夜警隊長チョ・サンホン役のユン・テヨンがいた。
他にも多くの俳優がすばらしい演技を見せていた中で、チョン・イルは主役として最後までドラマを盛り上げていた。
『ヘチ 王座への道』は、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の若き日を描いた時代劇で、チョン・イルが延礽君(ヨニングン)を演じ、司憲府監察パク・ムンス役のクォン・ユルや司憲府の茶母チョン・ヨジ役コ・アラ、都の情報屋タルムン役のパク・フンたちと共演し、ドラマで注目を集めた。
俳優としての多彩な役に挑戦して経験を積んできたチョン・イル。ぜひ『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』の彼の演技に注目してほしい。
文=大地 康
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