NHKのBSプレミアムでオンエアされている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』。8月6日に放送された第6話では、様々な謎が提起されて、ますますミステリアスな展開になっていった。
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そもそも、正統的な王位継承者であった兄を殺して国王になったイ・チャンは、どうしようもない国王であった。兄の息子であったイ・ソルを見つけて殺すことに必死になっているが、悪政が多く民衆からも嫌われる暴君であった。しかも、側室から生まれた子供を元子(ウォンジャ)にしようと狙っている。
元子というのは世子(セジャ)になれる身分のことで、元子になれば国王の正式な後継ぎになったも同然なのだ。そんな人事を強引に進めようとしているイ・チャンは、やはり問題がありすぎる国王であった。
これでは、国政が乱れるのも仕方がなかった。そのことを憂慮しているのが、高官のシン・ウォノ(アン・ネサン)であり、彼は国王の対抗勢力を育てようとしている。そのために彼が会ったのは、チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)だった。ユハは亡き父から重要な遺志を受け取っている。その内容は何なのか。
ドラマの中ではまだ明らかにされていないが、国政にも大きく影響する可能性が出てきた。それだけに、国王に対して反乱を起こしそうなユハの動向からは目が離せない。
また、二花院(イファウォン)の若き女主人であるユン・ダノ(シン・イェウン)も、幼いころに助けた男の子が気になって仕方がない。それは、果たして国王が必死に探しているイ・ソルなのかどうか。そして、その男の子は成長してどんな姿で自分の前に姿を現すのか。
さらに言うと、国王から「イ・ソル探し」を厳命されている役人チャン・テファ(オ・マンソク)の今後の策謀がとても気になる。いずれにしても、後半に向けて数々の謎が明らかになっていくだろう。
〔配役(出演者)〕
ユン・ダノ(シン・イェウン)
カン・サン(リョウン)
キム・シヨル(カン・フン)
チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)
チャン・テファ(オ・マンソク)
国王イ・チャン(ヒョヌ)
シン・ウォノ(アン・ネサン)
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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