兵役中の俳優カン・テオが6月6日、韓国の国立ソウル顕忠院行われた「第68回顕忠日追悼式」で「二十一備忘録」を持って壇上に上がった。
短い髪に健康的な体つきでさらに逞しくなった彼は、力強く優しい声で用意してきた文章を読み上げた。
「私たちは別れる時にも健康を回復し、どんな難関も克服して明るい未来を迎えようとお互いを祝福しました。川の上の小舟がどこへ向かうかは船頭次第のように、我が国の将来は若者次第です。はっきりとした目標に向かって走っていく時、国も飛躍的な発展を遂げることができました。若者たちは燃える愛国心で堂々と大韓民国を興すでしょう」
また、「戦争が私たちにもたらした悲しみは、明るく幸せな笑いに変わるでしょう。国を守る勇士たちよ、この地に平和と自由が定着し、やがて国旗が翻るように一緒に進みましょう。帰ってこられないあの日の戦友たちを思い、どうしても忘れられない彼らを懐かしみ、別れという2文字を望まない気持ちでこの詩を伝えます」と、戦友の詩を朗読した。
この日、カン・テオは誰よりも凛々しい姿で軍人らしさを発揮した。最後まで乱れることのない敬礼も、見る人たちを微笑ませた。
カン・テオは昨年9月、忠清北道・曽坪郡に位置する第37歩兵師団・新兵教育隊に入所し、中隊長の訓練兵として誠実な訓練所生活を送った。現在は調教として兵役を務めている。除隊は2024年3月19日の予定。
(記事提供=OSEN)
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