俳優キム・ビョンチョル(48)が「ヒット必至俳優」に浮上した。
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彼は現在、JTBCドラマ『医者チャ・ジョンスク』で大腸肛門外科課長ソ・イノ役に扮し、シリアスとコミカルを緩急自在に演じ分けている。
キム・ビョンチョルの巧みな演技は、憎いけど憎めない“悪い夫”ソ・イノを魅力的なキャラクターに作り上げた。視聴率はもちろん、話題性の面でもキム・ビョンチョルが持つ底力を再び実感させた。
キム・ビョンチョルの真価は、これまでの出演作でも確認できる。
『太陽の末裔 Love Under The Sun』では正義感あふれる中佐パク・ビョンス役でソン・ジュンギ(ユ・シジン役)とチン・グ(ソ・デヨン役)とのケミストリーを完成させ、印象を残した。同作は最高視聴率38.8%を記録した、メガヒット作に記録されている。
そして『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』でも大いに存在感を発揮した。キム・ビョンチョルはコン・ユ(キム・シン役)を死に追いやり、900年間幽霊として九天を彷徨うパク・ジュンホン役を務め、破格のビジュアルと演技で登場するたびに視聴者を圧倒した。「破局だ」というセリフも流行し、ドラマは最高視聴率20.5%を達成した。
その後、『ミスター・サンシャイン』では最高の推奴屋だった質屋のイルシク役で、脇役ながらも活躍を繰り広げた。抜けているように見えて、意外と賢い魅力を巧みに演じ、主要人物たちとの多彩なやり取りを作り出した。最高視聴率18.1%を達成するまで、キム・ビョンチョルは自分の役割を十二分に果たし、力を添えた。
また、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』も欠かせない。
劇中ではロースクールの教授で出世に執着するチャ・ミニョク役に扮し、威圧的な大黒柱から人間味あふれ大黒柱に変わっていく過程を自然に演じ、熱狂的な反応を引き出した。
ややもすれば憎たらしいキャラクターを、彼特有の親しみやすい魅力と安定の演技力で表現することで、最高視聴率23.8%という爆発的な反応に一助している。
作品ごとにキャラクターに命を吹き込む好演で「信じて見る俳優」と「視聴率の妖精」に浮上したキム・ビョンチョル。残り2話となった『医者チャ・ジョンスク』ではどんな活躍を見せるか、期待が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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