2001年に韓国で公開された『ワイキキ・ブラザーズ』で俳優としてデビューしたパク・ヘイル。その後も多くの話題作で演技を披露してきた彼は映画には欠かせない俳優となった。
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そんなパク・ヘイルの出演作をいくつか紹介しよう。
最初に紹介するのは『殺人の追憶』である。
本作は、1980年代後半に発生したある事件をめぐる地元警察の刑事たちを描いている。その事件の捜査をする刑事のパク・トゥマンをソン・ガンホ、チョ・ヨングをキム・レハ、ク・ヒボン課長をピョン・ヒボンがそれぞれ演じている。
この『殺人の追憶』でパク・ヘイルは、テリョン村に住む青年パク・ヒョンギュとして出演していた。
その後、パク・ヘイルは怪物に娘を奪われた家族の死闘を描く『グエムル-漢江の怪物-』ではパク・ナミル役を務め、ウェブ漫画を原作とした『黒く濁る村』ではユ・ヘグクというキャラクターを演じていた。
『グエムル-漢江の怪物-』や『黒く濁る村』のように韓国で大ヒットした映画に出演し、俳優としてのキャリアを積んできたパク・ヘイルの出演作で、次に紹介するのは『神弓-KAMIYUMI-』である。
『神弓-KAMIYUMI-』は、逆賊に殺害された父親の教えを胸に弓の名手となった兄は、美しい女性に成長するも、侵略してきた敵の捕虜となってしまった妹を助けるために大軍に戦いを挑む物語だ。
本作で、パク・ヘイルが演じたのは弓の名手である兄のチェ・ナミという人物で、ムン・チェウォンやリュ・スンリョンと共にすばらしい演技を見せていた。
デビュー当時から本当に多くの話題作に出演してきたパク・ヘイルは、2022年には『別れる決心』と『閑山:龍の出現』で演技を披露している。
そのうちの1つ『別れる決心』が日本で2023年2月17日に公開される予定だ。本作で刑事ヘジュン役を務めたパク・ヘイル。これからもベテランの俳優としてすばらしい演技を見せてくれるだろう。
文=大地 康
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