韓国JTBC新ドラマ『愛と、利と』に主演するユ・ヨンソクとムン・ガヨンが、キャラクターの意味を伝えた。
初回放送を12月21日に控えた同作は、それぞれ違う“利害”を持つ者たちが、お互いを通じて本当の愛を“理解”していくロマンスドラマ。
ドラマ『ブラームスが好きですか?』のチョ・ヨンミン監督が演出を務め、和やかなビジュアルを誇るユ・ヨンソク(ハ・サンス役)、ムン・ガヨン(アン・スヨン役)、クム・セロク(パク·ミギョン役)、チョン・ガラム(チョン・ジョンヒョン役)が主演することでドラマファンの期待感が高まっている。
劇中、愛に対する異なる観点を持つ男女としてリアルなロマンスを描くユ・ヨンソクとムン・ガヨンはお互いのキャラクターをどのように“理解”しているだろうか。
まず、ユ・ヨンソクは「サンス」という名前のように揺れない平凡さを望むKCU銀行ヨンポ支店の係長、ハ・サンス役を通じて揺れ動く感情を表現する。ムン・ガヨン扮する職場の同僚、アン・スヨンに思いを寄せたことで、彼の日常は完全に変わってしまうのだ。
ユ・ヨンソクは「サンスにとってスヨンは人生の異変、あるいは心の異変じゃないかと思う」と定義した。そして「色々な状況の中でも常に普通を維持しようとしたサンスの日常は、スヨンに思いを寄せた時から異変が起こる」と紹介し、その“異変”に興味を掻き立てた。
一方、ムン・ガヨンは誰にも簡単に心を許さないKCU銀行ヨンポ支店の主任、アン・スヨン役でより深まった演技を披露する。
不器用だけど真心を見せながら自分にうろつくサンスによって、長い間固く閉じていた心を少しずつ開くようになったスヨン。彼女にとっては突然訪れた恋の始まりがぎこちない一方で、わくわくするはずだ。
ムン・ガヨンは「私はサンスの意味を定義したくない」と言い、複雑な心情をうかがわせた。加えて「相手の意味を正確に定義できないことが、このドラマの意味でもある」と語り、お互いを規定できない男女のロマンスに対する好奇心をくすぐった。
『愛と、利と』は、キャラクターに完璧になりきって相手を思うユ・ヨンソクとムン・ガヨンの情熱が加わり、深い物語を予告している。誰もが一度は経験したはずの愛の瞬間を描くユ・ヨンソクとムン・ガヨンのケミストリー(相性を意味する韓国の新造語)が待ち遠しい。
『愛と、利と』は、韓国JTBCにて12月21日22時30分より放送開始。
(記事提供=OSEN)
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