『イ・サン』で共演したイ・ソジンとハン・ジミンの“兄妹”ケミストリー(相性を意味する韓国の新造語。略してケミ)が、見る者を微笑ませた。
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イ・ソジンは11月9日に放送されたトーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』で変わらぬ話術を披露した。「財産600億ウォン説」や「不良説」など、さまざまなエピソードが目白押しのなか、圧巻は『イ・サン』のエピソードだった。
2008年放送当時、視聴率35.5%を記録するほど爆発的な人気を博した『イ・サン』。
その人気を受け、当初は全60話の予定を全77話まで延長したのだが、イ・ソジンは延長するのが嫌で制作サイドにある条件を挙げた。
それは、助演・脇役たちのギャラの引き上げと、スタッフたちの褒賞休暇。今や素晴らしい美談となっているが、イ・ソジンは当時のことについて「延長するのが嫌で嫌で仕方なかった。こういう条件を挙げたら絶対諦めると思った」と打ち明け、笑いを誘った。
その『イ・サン』で共演した“戦友”ハン・ジミンとは、その後も抜群のケミを誇っている。
イ・ソジンがレギュラー出演した『三食ごはん 海辺の牧場編』(2017年)にハン・ジミンがゲスト出演した時、イ・ソジンの笑顔は絶えず。ハン・ジミンから「なんで仕事しないの?」といじられたり、水鉄砲を撃たれたりしても、イ・ソジンは「レギュラーにならないか?」と“ハン・ジミン愛”を爆発させた。
同番組のスタッフだったキム・デジュ作家は、後に韓国メディア『OSEN』とのインタビューで「ハン・ジミンさんを見て笑う時のイ・ソジンさんのえくぼが今でも忘れられない。おそらくレギュラーを提案したのも本気だったはずだ」と明かしている。
今回の『ユ・クイズ ON THE BLOCK』でも、自然とハン・ジミンが話題に上がった。MCが「私にとってイ・サンはイ・ソジンだ」というハン・ジミンのコメントを紹介したのだ。
それを聞いたイ・ソジンは「僕にとってイ・サンは2PMのジュノ(『赤い袖先』のイ・サン役)だ」と爆笑を誘い、「もう15年も経つ。ハン・ジミンにはそう言ってもらえて嬉しいが、それも言葉だけだ。実際には僕のことをイ・サンだと微塵も思ってない。僕のことをぞんざいに扱う」と嘆いた。
放送後、ハン・ジミンは自身のインスタグラムに「兄さんの不幸が私の幸せ~」という茶目っ気あふれるコメントを添え、過去に自分が『三食ごはん 海辺の牧場編』でイ・ソジンをいじっていたシーンを投稿してファンを笑わせた。そんなハン・ジミンの投稿をイ・ソジンがリポストすることで、2人の「兄妹ケミストリー」はより堅実なものとなった。
(記事提供=OSEN)
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