アイドルグループU-KISSの元メンバーで、現在は俳優として活躍するイ・ジュニョンが、飲酒運転車両を自ら追跡して検挙に貢献したにもかかわらず、警察からの模範市民賞の授与を辞退した理由を明かした。
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7月17日に放送されたバラエティ番組『一食ください』(原題)ににゲスト出演したイ・ジュニョン。今年、Netflixオリジナル『おつかれさま』でIU演じるクンミョンの恋人ヨンボム役、『弱いヒーロー Class 2』で不良たちを管理する冷徹で短気なクム・ソンジェ役など、幅広いキャラクターを演じ、俳優として確かな存在感を示している。
番組内でMCのタク・ジェフンが「この近くで飲酒運転の人を捕まえたらしいね」と話を振ると、イ・ジュニョンは「仕事帰りに、ある車がガードレールに2度ほどぶつかりそうになった。クラクションを鳴らしても同じ状態で、危険を感じた」と、当時の緊迫した状況を振り返った。
警察に通報した後は帰宅する予定だったが、「警察から『事故が起きるかもしれないので、追跡をお願いできるか』と依頼された。他人の車にぶつかるくらいなら、自分の車にぶつかる方がマシだと思い、追いかけた」と明かす。追跡は鍾路(チョンロ)区・奨忠(チャンチュン)洞から広津(クァンジン)区・紫陽(ジャヤン)洞まで1時間にも及んだという。
最終的に飲酒運転車両は無事に検挙され、警察はイ・ジュニョンに模範市民賞を授与しようとしたが、本人はこれを丁重に辞退。理由について、「もっと模範的で勇敢な方々がたくさんいる中、芸能人という理由だけで注目されて賞をいただくのは気が引けた。気持ちだけありがたく受け取ることにした」と語った。
なお、イ・ジュニョンは2021年8月にも、仕事終わりの帰宅途中に飲酒運転が疑われる車両を発見して通報。自身で追跡を行い検挙に導いた経験がある。当時のドライブレコーダーには、警察との通話内容や協力の様子が記録され、注目を集めた。
そんなイ・ジュニョンは2025年、Netflixオリジナル『恋するムービー』を皮切りに、『おつかれさま』『弱いヒーロー Class 2』『24時フィットネスクラブ』(原題)など、上半期だけで4作品が公開。俳優としてさらなる活躍を見せている。
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