心配が多いBTSの兵役!「コレ」がわかると安心できる

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これまで、BTSの兵役免除が論議されてきたときも、韓国内で意見が二つに分かれていた。免除反対派の中で「なぜBTSだけ特別扱いなのか」と批判していたのが、兵役に入っている息子を持つ母親たちだった。

【写真】BTSの兵役で軍楽隊への入隊を勧める三つの根拠とは?

気持ちはわかる。息子が実際に軍隊に行っていてとても心配している。その現実を見ていると、たとえBTSが国に貢献していても、彼女たちが世論の中で肯定派になることはできなかった。

こうした動向を念頭に置くと、BTSで最年長のJINが兵役延長の期限まで結論を先送るすることは得策でなかった。仮に、兵役免除の特別立法ができるのをギリギリまで待つことになると、嫌々兵役に入っていく感じが出てしまう。それは、イメージを損なう。

逆に、国家政策である「万博誘致」に貢献する無料コンサートを完全にやり遂げた直後に兵役に入っていくというのは、タイミングがとてもいいと思える。

兵役をめぐる環境も変わってきている。かつて兵役期間は陸軍で21か月だったが、今では18か月に短縮されている。それも、7人そろって「兵役後の活動再開」への追い風となっているのだ。

BTSのメンバーの兵役問題が注目を集めている

ファンの前で見せるパフォーマンス

また、これまではK-POPグループのメンバーがバラバラに兵役に入ることが多く、全員揃っての復帰には時間がかかっていた。しかし、2人でペアを組んで兵役を履行する「同伴入隊」という制度はとても有効であり、他のメンバーも年齢に関係なくJINに合わせてスムーズに兵役を行なっていけば、所属事務所がめざしている「2025年の再スタート」も十分に可能になっている。

さらに、陸軍の各師団にある「軍楽隊」を優先的に活用すればいいのではないだろうか。BTSのメンバーなら、志願すれば軍楽隊に入ることもできるはずなので、何人かは入隊するのではないだろうか。

軍楽隊は民間の音楽活動を支援するための公演も行なっており、ファンの前でパフォーマンスを見せることが多い。同時に、軍楽隊が活動の様子をインターネットでたびたび報告しているのもありがたい。

たとえ軍楽隊に入らなくても、今はSNSなどによって休暇の際にはメンバーが近況を報告してくれるだろう。

兵役で軍隊に入っても、メンバーの姿が完全に見られなくなるわけではないので、その点でファンは安心してほしい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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