テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『哲仁王后~俺がクイーン!?~』で、王妃の哲仁王后(チョリンワンフ)を演じているのがシン・ヘソン。
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朝鮮王朝25代王・哲宗(チョルジョン)役のキム・ジョンヒョンやキム・ビョンイン役のナ・イヌ、純元(スヌォン)王后役のペ・ジョンオクたちとドラマを盛り上げている。
チェ・ジニョク扮するチャン・ボンファンの魂が入ってしまった王妃の役を見事な演技で演じているシン・ヘソンだが、彼女以外にも時代劇で哲仁王后を演じている女優がいた。
その時代劇とは、1982年に韓国のKBSで放送されていた『風雲』という作品で、26代王・高宗(コジョン)の父親である興宣大院君(フンソンデウォングン)の生涯を描いており、イ・スンジェが演じていた。
その『風雲』では、チョ・ナムギョンという女優が哲仁王后役を務めており、王である哲宗をイム・ヒョクが演じていた。
長い年月を経て、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』でシン・ヘソンが演じている哲仁王后。史実では、1851年に14歳だった王妃に選ばれて王宮入りした彼女は、安東・金氏(アンドン・キムシ)の一族出身だった。
安東・金氏とは、当時の朝鮮王朝の絶対的な権力を握っていた一族である。
ドラマの中では、少しでも周りがうるさいと激怒するような性格だったとホンヨン(チェ・ソウン扮)が語っていたが、実際は寡黙であまり感情を表に出すようなタイプではなかった。
ドラマと史実では印象の違う哲仁王后。そんな王妃をシン・ヘソンが演じている『哲仁王后~俺がクイーン!?~』は、これからどのような展開を迎えるのか。
そして、王妃の身体に入ってしまったチャン・ボンファンの魂は元の時代に戻ることができるのか。
出演者たちの演技も物語の内容も興味深い『哲仁王后~俺がクイーン!?~』は、本当に面白い時代劇だ。
文=大地 康
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