女優イ・ヨンエが9月24日に開幕した「2022 Let’s DMZ」の「DMZ 平和芸術祭」開幕コンサートのため来韓したウクライナ出身の世界的なピアニスト、アンナ・フェドローヴァと対談を行った。
2人の対談は、韓国初のウクライナ人道支援寄付を行った女優イ・ヨンエに対し、感謝の気持ちを伝えたいというアンナ・フェドローヴァの要望で実現。2人は「芸術を通じての平和価値の拡散」をテーマに話に花を咲かせ、平和を愛するアーティストの役割と責任について意見を交わした。
フェドロワはこの日、「韓国戦争の痕跡であるDMZで開催される『DMZ平和芸術祭』に参加するのは意味深い。ロシアとウクライナが戦争中の今、韓国のDMZでウクライナのピアニストがロシア出身作曲家・ラフマニノフのピアノ曲を演奏することは、芸術家が平和に貢献できる1つの方法だ」と説明した。
それを聞いたイ・ヨンエは、ウィーン少年合唱団の韓国ことも合唱団員である娘チョン・スンビンちゃんとヨーロッパ各地で行われたウクライナ平和コンサートに同行した経験を紹介し、「アーティストとして大衆から受けた愛を社会に返すことはあまりにも当然の行動だ。子供を育てる親になってみると、子供たちに忘れられない傷を与える戦争について色々と考えるようになる。人々の心を慰め、1つにさせる芸術家の役割と責任感を大きく感じる。芸術を通じて皆が平和に生きる世の中を、子供たちに見せたい」と語った。
イ・ヨンエは戦争勃発直後、犠牲になったウクライナの子供たちの報道写真を見て大きく動揺し、韓国芸能人として初めてウクライナ大使館を通じて1億ウォンを寄付した。彼女は普段から小児がん患者の支援や災害復旧のための寄付を行うなど、絶えず善行を行って多くの人に感動を与えている。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ