【究極ランキング】歴史上の凄い女性を描いた実録時代劇のベスト5は?

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最近の韓国時代劇は実在しなかった架空の人物を主人公にした作品がずいぶん増えてきた。そのほうが、登場人物を自在に動かせるという利点があるが、やはり、歴史上で存在した人を主人公にしたほうが、壮大な歴史絵巻を迫力満点で展開できる。

【写真】『善徳女王』に主演したイ・ヨウォンの美しさは今も変わらない!

特に、偉大な女性ならヒロインの一代記として描くことも可能だ。そんなスケールが大きい時代劇で人気を集めた作品をランキング形式で選んでみた。

5位/『華政(ファジョン)』(2015年)

主役のイ・ヨニが扮したのは貞明(チョンミョン)公主(コンジュ)である。彼女は朝鮮王朝で一番多くの土地を所有した富豪の王女として有名だ。ドラマでは、光海君(クァンヘグン)や仁祖(インジョ)が出てくるが、歴代の国王を相手に貞明公主の奮闘ぶりが痛快だった。特に、キム・ジェウォンが演じた仁祖が失政ばかりの無能な国王として描かれていたのがとても印象的だった。

4位/『師任堂(サイムダン)、色の日記』(2017年)

イ・ヨンエが演じたのは朝鮮王朝時代の芸術家であった申師任堂(シンサイムダン)である。彼女は韓国の最高紙幣5万ウォンの肖像画になっている偉人だ。そんな女性の活躍ぶりがドラマで描かれたが、イ・ヨンエは1人2役で現代の美術講師と申師任堂を巧みに演じた。ソン・スンホンが芸術に理解がある王族に扮して、崇高な恋愛感情を表現していた。

ドラマ『善徳女王』(MBC 2009 All Right Reserved.)

迫力満点の壮大な歴史絵巻

3位/『奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い』(2013~2014年)

高麗王朝時代の後期に実在した奇皇后は、貧しさを避けて中国に渡った末に元の皇后まで上り詰めた。そんな女性をハ・ジウォンが大きな歴史を巻き込みながら波乱万丈に演じた。共演はチ・チャンウクとチュ・ジンモ。実在の奇皇后は政争に明け暮れて史実では評判が良くないが、ハ・ジウォンはドラマとして奇皇后に新しい視点を加えていた。

2位/『ファン・ジニ』(2006年)

韓国の教科書に詩が掲載されるほど著名な朝鮮王朝時代の女流詩人・黄真伊(ファン・ジニ)。彼女を主人公にしたこのドラマでは、ハ・ジウォンがヒロインを演じ、舞踏家としてのファン・ジニの苦悩と成長の過程を華麗に描いていた。彼女を華麗に演じていた。物語の前半を飾ったのは、チャン・グンソクが演じた良家の御曹司との純粋な愛。数多くの名場面に彩られたラブロマンスが忘れられない。

1位/『善徳女王』(2009年)

朝鮮王朝には女王はいなかったが、古代の新羅には3人の女王がいて、最初に即位したのが善徳女王だった。その半生を壮大なスケールで描き、主役のイ・ヨウォンが新羅を強国に導いていく女王を力強く演じていた。同時に、時代を動かす女傑に扮したコ・ヒョンジョンが迫力満点の演技を披露して、高視聴率となったドラマを大いに盛り上げた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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