2006年に韓国で公開された映画『師の恩』で子役としてデビューしたムン・ガヨン。彼女が女優として注目を浴びるきっかけとなったドラマが『王(ワン)家の家族たち』である。
【写真】『女神降臨』主演のムン・ガヨンが女優として積んできたキャリア
家族の愛と共感が話題となり、最高視聴率48.3%を記録した本作で、王家長女ワン・スバク役のオ・ヒョンギョンやスバクの夫のコ・ミンジュン役のチョ・ソンハなどが出演していた中で、ムン・ガヨンは王家の四女であるワン・ヘバク役を務めていた。
そんなムン・ガヨンの代表作と言えば、『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』や『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』、『その男の記憶法』、『女神降臨』などがある。
『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』は、ユン・シユンが主演を務めた時代劇で、朝鮮王朝の13代王・明宗(ミョンジョン)や14代王・宣祖(ソンジョ)の時代が舞台となっていり、ヒロインの王女ヨニをキム・セロンが演じていた。
本作でムン・ガヨンは、クァク・シヤンが演じていたヨニの義兄プンヨン友人のソルゲに扮していた。
『ウラチャチャ!?~男女6人恋のバトル~』は、チェ・ウシク役のキム・ソンホ、イ・ジュンギ役のイ・ギョンホ、クク・キボン役のシン・ヒョンスが出演していたドラマで、そのウシク、ジュンギ、キボンの3人の初恋の相手であるハン・スヨンを演じていたのがムン・ガヨンだ。
これまでに、女優としてキャリアを積んできた彼女の演技は、本当に魅力的だった。
さらに、『その男の記憶法』ではヨ・ハジン役を務め、『女神降臨』ではイム・ジュギョン役を務めた。
女優として多彩なキャラクターを演じてきたムン・ガヨンの演技力は、視聴者の記憶に強い印象として残るものばかりである。
ちなみに、ムン・ガヨンは最近ではヨ・ジングとの共演で『LINK:ふたりのシンパシー』にもノ・ダヒョン役で出演していた。
これからも彼女の活躍に注目していきたい。
文=大地 康
■【写真】『女神降臨』『LINK』主演のムン・ガヨン、“20代ラブコメ女王”の系譜を引き継ぐ
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