Netflix(ネットフリックス)で配信中のドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(ENA)が、ウェルメイドなヒューマン法廷ドラマとしての底力を発揮し、韓国Netflixの人気ランキング1位を記録した。
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たった2話で視聴者たちを「ウ・ヨンウ沼」に誘い込んだ、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の人気の理由を探ってみた。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の好評の中心には、パク・ウンビンの熱演がある。このドラマに対して「挑戦の怖さに立ち向かわせてくれた作品」と語ったパク・ウンビンは、「ヨンウが世の中に一歩踏み出して情熱を燃やすように、私もヨンウから勇気とたくましさを学んでいる」と伝えている。
演技をするより、ヨンウの気持ちに自分の心を加えて視聴者がヨンウの気持ちをしっかり感じ取れるようにしたかったというパク・ウンビン。彼女の悩みと努力、気持ちはきちんと通じた。
自分のやり方で限界を乗り越え、新しい視線で事件を解決して見せるウ・ヨンウの挑戦は、パク・ウンビンと出会ったことでさらに光った。自閉スペクトラム症を持つ天才弁護士ウ・ヨンウを偏見なく表現しようとした悩みの深さだけ、ウ・ヨンウに成り切って視聴者の共感を呼んだパク・ウンビンの熱演に称賛が寄せられている。
誰かを弁護するためには社会性と話術に優れ、激しい法廷争いも耐えなければならない弁護士。はたして自閉スペクトラム症を持つウ・ヨンウが弁護士として働けるか?という疑問は、ただの偏見であることを初回から証明してみせる。
感情や先入観に流されず、ひたすら事件と人に集中するウ・ヨンウのやり方は、我々がうっかり見逃したことを指摘する。誰かによって解釈されるのではなく、自閉スペクトラム症のウ・ヨンウの視点で物語を描いていくからこそ、深い感動が生み出されるのだ。
愉快な笑いの中で、論争的なテーマを大胆に取り上げているという点も欠かせない。“無害”で温かい法廷ドラマが持つ共感の力は、何よりも強かった。
速く回る自動回転ドアをくぐることができず、隙あらばクジラのことを思い出すウ・ヨンウ。そんな彼女の世界に、回転ドアを掴んでくれ、クジラの話を聞いてくれるイ・ジュノ(演者カン・テオ)
や、自分の偏見とミスを認めることができるメンターのチョン・ミョンソク(演者カン・ギヨン)が現れる。また、唯一の家族で親バカの父(演者チョン・ベス)や、彼女の社会生活を応援する友だちのトン・グラミ(演者チュ・ヒョニョン)もいる。
ライバルでありながら、仲間として偏見なく彼女に接するチェ・スヨン(演者ハ・ユンギョン)と、クォン・ミヌ(演者チュ・ジョンヒョク)まで。ウ・ヨンウを支持し、時には刺激になってくれる人々が存在するからこそ、ウ・ヨンウが向き合った壁は愉快な挑戦と変わる。
小さな配慮と優しさ、違いを理解して尊重する温かい視線が溶け込んだ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。ウェルメイドなヒューマン法廷ドラマの誕生に、大絶賛の声が続出している。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、毎週水・木曜21時にENAチャンネルで放送中。Netflixでも同時配信される。
(記事提供=OSEN)
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