時代劇『最愛の敵~王たる宿命~』に主演した俳優チャン・ヒョクが最終回を迎えた感想を伝えた。
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チャン・ヒョク劇中、暴君に対するトラウマで自ら善良な王を立てようとした忠臣パク・ケウォン役を演じ、物語を引っ張った。序盤は権力を欲しがる権臣に映るも、終盤になるほど朝鮮と民のためにいかなる犠牲もいとわない姿を見せてくれる。
チャン・ヒョクは「キングメーカーとしての役割に充実しようと努めた。徹底した台本分析で淡白な演技をお見せしたかったので、有終の美を飾ることができて満足する。作品のために苦労なさった監督と脚本家、そして俳優仲間とスタッフたちに感謝を申し上げる」と感想を伝えた。
(※以下、ネタバレあり)
チャン・ヒョク扮するパク・ケウォンは、過去に自分が殺したユ・ハクスの娘がユ・ジョンだと知りながらも王のために彼女を受け入れ、愛する女性まで宮殿入りさせて大妃の座に座らせた。
誤った忠臣の方法で死を迎えたが、密度の高いチャン・ヒョクの目つきと巧みな緩急自在の発声は、緊張感を呼び起こしている。“時代劇職人”、“時代劇ヒット必至”という枕詞にふさわしい熱演で数多くの名シーンを誕生させた。
チャン・ヒョクは制作発表会の際に「単なる悪役ではなく、愛情と情けのあるキャラクターなのがよかった」と明かしている。そのような姿を表現するために「人としての情けを見せるべく気を遣った」と伝えた。
劇中では王のイ・テと牽制し合う仲だったが、イ・テを演じたイ・ジュンには称賛を惜しまなかった。「彼はコミュニケーションにおいてオープンマインドな後輩だというのを改めて知った。他の俳優仲間たちともそれぞれ異なるカラーと楽しさを共有した。本当に楽しい時間だった」と紹介している。
今後の活動については、「映画『ザ・キラー:死んでもいい子』の公開を控えており、映画のプロモーションと舞台挨拶を準備している。今年はいろんな作品で視聴者と疎通する」と伝えた。
チャン・ヒョクが主演した『最愛の敵~王たる宿命~』は、Disney+で配信中。
(記事提供=OSEN)
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