スパイアクション映画として、韓国で8月10日に公開される映画『HUNT』。主演を務めるのは、俳優のイ・ジョンジェとチョン・ウソンだ。
【写真】『イカゲーム』主演イ・ジョンジェの初監督作品『HUNT』がカンヌ映画祭で上映へ。
イ・ジョンジェは、ドラマよりも映画の方で活躍している俳優で、1994年の映画『若い男』では4つの映画賞で新人賞を獲得し、1999年の『太陽はない』という映画では、青龍映画賞では史上最年少で男優主演賞を受賞した。
その後も、2012年の『10人の泥棒たち』や2013年の『観相師-かんそうし-』、2015年の『暗殺』などの代表作がある。
一方のドラマで一番の代表作と言えば、やっぱり『イカゲーム』だろう。
登場人物たちが大金をかけた命がけのサバイバルゲームに挑む本作で、イ・ジョンジェは主人公のソン・ギフンを演じている。
劇中のソン・ギフンは、運転代行の仕事をするもギャンブルに明け暮れた結果、高利貸しから追われるはめになってしまう。
さらに、彼には10歳の娘がいるが離婚によって妻に娘の親権を奪われる。最初は娘の親権を取り返すために参加したソン・ギフンだが、投票によるゲーム中断後は、糖尿病が悪化してしまった母親の手術費のためにゲームに再参加する。
そのために自らの命を懸けてゲームに挑む主人公を、迫真の演技で最後まで演じきったイ・ジョンジェ。
彼と一緒に主演を務めるチョン・ウソンは、女性ファンから強い人気を誇っている俳優で、彼もドラマよりも映画の方で活躍している。
チョン・ウソンのドラマの代表作には、1995年『アスファルトの男』、2010年『アテナ-戦場の女神-』、2011年『パダムパダム-彼と彼女の心拍音-』などがある。
一方の映画には、2004年の『私の頭の中の消しゴム』、2013年の『監視者たち』、2014年『神の一手』、2016年『阿修羅』、2020年『鋼鉄の雨2:首脳会談』などがある。
果たして、このイ・ジョンジェとチョン・ウソンは、新作のスパイアクション映画でどんな演技を見せてくれるのだろうか。
文=大地 康
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