6月21日、新ドラマ『アンナ』(原題)の制作発表会が行われ、単独主演を務めたペ・スジ(Suzy)がドラマについて色々と語った。
【写真】女優ペ・スジが『アンナ』で新境地へ。花嫁姿のスチール公開
『アンナ』は、些細な嘘によって他人の人生を生きることになる女の物語だ。韓国の動画配信サービス「Coupang Play」のオリジナルシリーズであり、スジのほかにチョン・ウンチェ、キム・ジュンハン、パク・イェヨンらが出演する。
同作で初めて単独主演を務めたペ・スジは、ひとりの女性が10代後半から30代後半まで経験する人生の荒波を演じた。
自身が演じたアンナという人物の「本当の名前はユミ」と明かしたペ・スジ。「ユミは現実と理想の間隙が大きい子だ。色々と欠如していて、やりたいことも、上手にできることも多い。そんなユミの細やかな嘘がきっかけで人生が変わってしまうが、アンナになってからは先の読めない新しい人生を生きることになる」と紹介した。
「台本がとても面白く、読みながら妙な気分になった」というペ・スジは、「ユミがとても気の毒でユミに共感した。良い子とは言えないけど、すごく応援するようになった。『嘘がバレないでほしい』という気持ちで、ハラハラした」と告白。そして「そういうことよりも、この人物を演じたいという気持ちが最も大きかった。欲が出たし、女優として一度は挑戦する価値のある魅力的なキャラクターなので挑戦した」と出演を決めた理由を明かした。
初の単独主演については「今までとは違う新しい姿をお見せできたようでわくわくするけど、プレッシャーも大きい」とコメント。
「10代から30代後半までをうまく演じられる?この人物をうまく演じられる?人々に共感してもらえる?などの悩みがあった。それでも、『決心したことは全部やる』というユミの台詞のように、得体の知れない自信があった。今までとは違う姿をお見せたい気持ちもあった。そして、うまくやりこなせそうな妙な自信もあった。ユミのキャラクターは魅力的だし、今までとは違う姿をお見せしたくて私がやらなきゃ、逃したくないと思った」と、愛情を示した。
キャラクターの10代後半から30代後半までを演じたことについては「ユミからアンナになっていく心理変化がうまく伝わってほしくて、その部分にこだわった。明るかった学生時代のユミと萎縮されたユミ、そしてアンナになって目つきが変わり、別人に感じられるほどだったのでその部分も力を入れた」と語っている。
MCから「10代の演技で制服姿も楽しみだ」と言われると、「そこもぜひ期待していただきたい」と笑顔を見せた。
役作りのために手話も学んだという。
「劇中、母との会話の手段なので。難しかったし、面白かった。今は全部忘れてしまったが、本当に意味深い学びだった。手話が重要なポイントになる部分があるので注目して見ていただきたい」
ペ・スジが単独主演、映画『エターナル』のイ・ジュヨン監督が脚本と演出を務めた『アンナ』は、Coupang Playで6月24日から毎週金曜日20時に配信。全8話予定。
(記事提供=OSEN)
■【関連】ペ・スジ、『アンナ』で他人の人生を手にした女を熱演!
前へ
次へ