2021年に韓国のMBCで放送されていたドラマ『大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~』。この作品は、40代の中堅社員たちが、リストラや不当人事に立ち向かっていくサクセス・ヒューマンドラマで、俳優のチョン・ジェヨンと女優のムン・ソリが主演を務めている。
チョン・ジェヨンが演じているのは、ディスプレイ事業部の開発チームに異動してきた22年目のベテラン開発者のチェ・バンソクだ。そして、ムン・ソリは、役員入りを目標に仕事に邁進する人事チームのチーム長タン・ジャヨンに扮している。
本作の脚本を読んだチョン・ジェヨンは、「平凡でささいな物語だが、物語の展開がスムーズで、表現や細やかなディテールまでよく伝わる脚本です」と語っている。
【写真】チョン・ジェヨンがドラマ『狂わない限り』で見せた俳優の魅力
一方のムン・ソリは、「これまで若い世代の社会人をメインに扱ったドラマは多く制作されてきましたが、中年の会社員にフォーカスを当てたドラマはありませんでした」と話した。
ドラマの脚本を読むまで、部長や課長などの高い役職の人たちはみんな安定してうまくいっているものだと思っていたそうだが、脚本を読んだ後は、年齢が上の人たちも職場で多くの困難に直面して苦労していることを知ったという。
ちなみに、チョン・ジェヨンとムン・ソリは『大丈夫じゃない大人たち』で初共演したそうで、そのことについても語っていた。
チョン・ジェヨンは、は、ムン・ソリとプライベートで何度かあったことがあるらしく、「ムン・ソリさんはもともと好きな女優だったので、本作で共演できてうれしかったです。とにかく楽しく演じることができました」と話した。
一方のムン・ソリは、以前からチョン・ジェヨンの出演作を見ていたそうで、「チョン・ジェヨン先輩の演技が大好きだったので、共演できることがとにかくうれしかったです」と語った。
ベテランとしてこれまですばらしい演技を披露してきたチョン・ジェヨンとムン・ソリ。これからも2人の活躍から目が離せない。
文=大地 康
前へ
次へ