チャン・グンソクといえば、これまでにドラマや映画で魅力的な演技を披露してきた俳優だ。
ドラマでは、2006年『ファン・ジニ』、2008年『快刀ホン・ギルドン』、2009年『美男〈イケメン〉ですね』、2012年『ラブレイン』、2016年『テバク~運命の瞬間(とき)~』に出演している。
一方の映画では、2006年に日本の『着信アリFinal』、2011年の『きみはペット』で演技を披露した。さらに、2016年には監督として映画『偉大なる遺産』を手掛けている。
以上のように俳優として活躍しているチャン・グンソクだが、彼はアーティストとしても活動している。
そんな彼が、今年の3月30日に約5年ぶりとなるフルアルバム『Blooming』を発表した。
このアルバムについてチャン・グンソクは、「コンセプトは花です。今回のアルバムには希望を込めたかったですし、新しい季節が始まるのは春で、春と言えばやはり花ですよね。そして、1つの花ではなく、色も香りも違ういろいろなタイプの花をジャケットごとに用意して、それぞれ表現してみようと思ったんです」と語っている。
そのチャン・グンソクいわく、このアルバムは昨年にリリースしたシングルとはまったく別のものらしく、それについては「フルアルバムはトラックの順番やタイトル、伝えたいメッセージ性が重要」だと話している。
さらに、今回のアルバム制作には、「5年ぶりのチャン・グンソクは何が違うのかをしっかり伝えたかったのと、自分でも前と何が違うのかを知りたかった」という彼自身の強い思いも込めているようだ。
こうして、自らの思いをアルバムに込めたチャン・グンソク。彼の来日イベントが6月の3日、4日に開催されることが決まっている。
入隊前の最期の日本ツアー以来、4年4カ月ぶりになるチャン・グンソクの来日イベント。まだ先だが今から心待ちにしているファンも多いことだろう。果たして、そのイベントでどんなチャン・グンソクを見ることができるのだろうか。そのときがとても楽しみだ。
文=大地 康
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