俳優チャン・ヒョクがKBS2新時代劇『赤い丹心』(原題)で最高の権力者に扮する。
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上半期に放送予定の『赤い丹心』は、架空の朝鮮時代を舞台に、宣宗の嫡長子(正室の長男)イ・テが王に即位することから始まるフィクション時代劇。弱い王だった父とは違って“絶対君主”を夢見るイ・テ(演者イ・ジュン)と、生き残るために王妃になろうとするユジョン(演者カン・ハンナ)がお互いの首に刀を向け合う、政治ロマンスを描く。
チャン・ヒョク劇中、トラの風貌と士人の像を持つ朝鮮最高の権力者パク・ケウォン役を演じる。
左議政(チャイジョン/朝鮮王朝行政府の序列第二位の地位)であるパク・ケウォンは、若くして廃主(王を追い出すこと)の暴政を目の前で見届けながら、家の命運をかけて反政を図って成功的に導いた反政功臣の首長だ。
朝鮮をリードする実質的な支配者であり、善良な王を作るための忠臣として、イ・テ(演者イ・ジュン)の一挙一動を監視する“悪役”のようなキャラクターである。
『赤い丹心』側は3月24日、チャン・ヒョクのスチール写真を初公開し、ドラマファンの期待を高めた。写真の中のチャン・ヒョクはビシッと決めた官服姿と冷たい目つき、そして本音がわかりづらい表情を見せており、威厳を漂わせている。
淡々としているようなポーカーフェースで立っているだけでも息が詰まる雰囲気を醸し出す彼が、物語の中でどんな活躍を繰り広げるか気になるところだ。
『赤い丹心』の制作陣は「どんな状況でも一瞬にしてスイッチを切り替えるチャン・ヒョクは、節制された目つきと表情でいつも感嘆を誘っている。2つの顔を持つキャラクターの善と悪をどのように演じ分けるか、見守る私たちさえ期待が大きい。変身の鬼才である彼の新しい姿、全身に鳥肌が立つ爆発的な熱演を『赤い丹心』で直接確認していただきたい」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
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