【韓ドラあるある】大企業の会長が息子をめぐって公私混同がひどすぎるのはあり?

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『愛はビューティフル、人生はワンダフル』は、後半に入って佳境を迎えているが、タイトルはハッピーなのに、物語の展開はやたらと暗くなっている。過去のひき逃げ事件の真相が徐々に明らかになっていき、さらに暗雲が漂いそうな雰囲気だ。

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拍車をかけるのが過剰な音楽。見ている人を悲しくさせるような音楽が延々と続いている。「悲しい場面で挿入される音楽があおりすぎる」というのも典型的な「韓ドラあるある」で、朝から暗い気分になってしまう人も多いかもしれない。

そんな局面から一転するのが、メインキャストの1人であるジヌ(オ・ミンソクが演じている)の母親ファヨンが出てくるところだ。ワガママなキャラなのだが、それでも大企業であるインターマーケットの会長を務めている。

能力があるわけではなく、父から引き継いで会長になっただけなのだが、口が達者で、まわりにいる人々を困惑させている。しかも、演じるパク・ヘミもいい味を出している。実際、ファヨンはあまりに私利私欲に走りすぎているが、これはこれで暗いドラマを一気に転換させるパワーを持っている。

写真=『愛はビューティフル、人生はワンダフル』公式サイトより

クスッと笑える場面

2月1日に放送された第45話では、インターマーケットの副会長に就いている息子ジヌを解任する動議を起こそうとしていた。その理由が、ジヌが妻のソラ(チョ・ユニが演じている)とよりを戻そうとしていることに大反対しているからだ。なにしろ、ファヨンは嫁のソラが大嫌いなのである。

とはいえ、大企業の会長なのに息子夫婦が言うことを聞かないからといって副会長の解任に動くというのは、公私混同も甚だしい。これでは、社員が落ち着いて仕事ができないだろう。

しかし、ファヨンは本気だ。自分が思い通りにできないことは、なんでも許せないのだ。

過去の暗い出来事が続く『愛はビューティフル、人生はワンダフル』で、ファヨンの公私混同ぶりは、視聴者もあきれながら意外にクスッと笑える場面かもしれない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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