韓国KBSの大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』(原題)が、初回からウェルメイドな正統派時代劇の復活を知らせた。
【関連】『太宗イ・バンウォン』の監督が明かした見どころは?「徹底した時代考証による高クオリティ」
『太宗イ・バンウォン』は、高麗(コリョ/こうらい)という古い秩序を崩壊させて新たな秩序を作り上げていた朝鮮の建国初期を舞台とし、最も建国をリードしたイ・バンウォン(李芳遠/のちに第3代国王)の新たな姿に迫る時代劇だ。
12月11日に放送された初回の視聴率は8.7%(全国平均、ニールセンコリア調べ)を記録。正統派時代劇を待ち受けていたファンの関心の高さを証明した。
特に高麗の名将で忠臣であるチェ・ヨン(演者ソン・ヨンテ)が威化島(ウィファド)で回軍したイ・ソンゲ(演者キム・ヨンチョル)と対峙したシーンは、最高視聴率10.4%まで上昇した。30歳から59歳までの視聴率も7.8%(首都圏基準)を記録し、高い人気を実感させた。
初回では、威化島回軍を決定したイ・ソンゲ家族が反逆者と烙印を押され、逃亡者になった様子が描かれた。
チュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・チニ、イェ・ジウォンをはじめとした俳優たちの熱演をもとに、スピーディな展開と臨場感のある映像で視聴者を魅了した。
それだけでなく、時代劇特有の撮り方を捨てて今のトレンドを反映したキム・ヒョンイル監督の演出力も光り、“時代劇の名家”らしいウェルメイドな正統時代劇の誕生という好評を得ている。
視聴者からは「初回から半端ない」「キム・ヨンチョルさんの演技に鳥肌が立った」「チュ・サンウクとパク・チニがよく似合う」「映像のクオリティがヤバい、最高」「全部知っている話だと思ったけど新鮮だ」など、さまざまな声が寄せらた。
『太宗イ・バンウォン』は、韓国KBS1にて毎週土・日曜21時40分に放送中。
(記事提供=OSEN)
■【関連】『太宗イ・バンウォン』で描かれる「嫁姑の葛藤」、“同志で妻”だった女性たちがバチバチ対立!
前へ
次へ