新大河『太宗イ・バンウォン』の監督が明かした見どころは?「徹底した時代考証による高クオリティ」

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韓国KBSの新しい大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』(原題)のキム・ヒョンイル監督が12月8日、演出のポイントを公開した。

初回放送を12月11日に控えた『太宗イ・バンウォン』は、高麗(コリョ/こうらい)という古い秩序を崩壊させて新たな秩序を作り上げていた朝鮮の建国初期を舞台とし、最も建国をリードしたイ・バンウォン(李芳遠/のちに第3代国王)の新たな姿に迫る時代劇だ。

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キム・ヒョンイル監督は『太宗イ・バンウォン』の企画意図と見どころ、そしてこれまで描かれてきたイ・バンウォンとの差別化を直接明かし、時代劇ファンの理解を助けた。

キム監督によると「国家、権力、そして人間がメインテーマであり、そのテーマが最も集約された人物がイ・バンウォンだ」という。

そして「イ・バンウォンが家門と国家の間で真の国を作るためにどんな努力をしたか、また、彼が朝鮮の開国過程における周辺人物ではなく、その中心に立っていた人物だったことを見せたいと思う」と意気込んだ。

(写真提供=Monster Union)

5年ぶりに復活される大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』の見どころとしては「実在の人物、朝鮮王朝実録に記録された内容、そして徹底した考証をもとに制作を続けている」ことを挙げた。

キム監督は「麗末鮮初(高麗末から朝鮮初期の政治的激動期)の時期をドラマティックだというが、そういう意味でイ・バンウォンはその時期をすべて生き抜いた人物だ。新たに国が作られるときはさまざまな問題意識があるが、既存の観念が完全に破壊される。『太宗イ・バンウォン』ではイ・バンウォンが初めて政治に足を踏み入れる時期から死ぬまでを描き、情緒的な立場で家族間の葛藤を描く」と紹介し、期待を高めた。

『太宗イ・バンウォン』の制作陣と俳優たちは、大河ドラマに飢えていた視聴者の期待に応えるため、寒い中でも一生懸命撮影に取り組んでいる。

200%を誇るキャラクターとのシンクロ率はもちろん、ハイクオリティの映像のために努力を惜しまず、撮影現場はいつも情熱的でエネルギッシュな雰囲気とのことだ。

『太宗イ・バンウォン』は、毎週土・日曜21時40分に放送中。

(記事提供=OSEN)

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