女優クォン・ナラが初の時代劇に『暗行御史』を選んだ理由

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クォン・ナラといえば、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』や『梨泰院クラス』で、魅力的な演技を披露した女優だ。

その彼女が初めて出演した時代劇が、韓国で2020年12月21日から2021年2月9日まで放送されていた『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』である。

このドラマはアクションコメディー時代劇で、朝鮮時代に王の密命を受けて地方の役人の不正や腐敗を暴いてきた暗行御史。ひょんなことから重要な任務を担うことになった3人の若者の活躍を描いた作品だ。

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クォン・ナラが演じたのは、王宮で事件の捜査などを担当する茶母(タモ)のホン・ダインである。

彼女は、『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』の正義を実現していくストーリーの面白さに興味を持って出演を決めたという。

クォン・ナラ(写真提供=A-MANプロジェクト)

新たな演技の経験

弓で矢を放ったり、短剣を扱ったりと様々なことを初めて経験したクォン・ナラ。撮影のときにスタッフから「時代劇に登場する女性の髪形は人通りやったね」と言われたそうだが、彼女はドラマの中で男装も披露している。

この『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』で主演を務めたのは、INFINTEのエルとして知られるキム・ミョンスで、王宮書庫の管理を担当する弘文館(ホンムングァン)の役人のソン・イギョムに扮していた。

2017年の『仮面の王 イ・ソン』で時代劇を経験したことのあるキム・ミョンス。彼の演技をずっと近くで見ていたクォン・ナラは、演技のいい勉強になったと語っている。

これまでにしっかりと演技の経験を積んできたクォン・ナラは、本当に初時代劇なのかと思うほど、ドラマの中ですばらしい演技を見せてくれた。

現代劇を中心に多様な役に扮してきた彼女は、女優としてファンに強い印象を残している。

果たして、彼女の次回作は時代劇と現代劇のどちらになるのだろうか。

またクォン・ナラの全力の演技を見られる日が来るのを期待して待っていよう。そのときが本当に楽しみだ。

文=大地 康

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