慈善活動に熱心なIU=アイユー、その原点である「少女時代の苦労」

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IU(アイユー)が出演した時代劇『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』は、「かならず見るべき韓国ドラマのランキング」でいつも上位に入っている。

このドラマは、魂が急に高麗時代にタイムスリップしたヒロインが、8人のイケメンの皇子たちと巡り合うという物語だ。

こういうストーリーの中で、IUは抒情的なラブロマンスを繰り広げてドラマを大いに盛り上げていた。

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そんなIUが一転してどん底の境遇の女性を演じたのが、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』だった。

彼女が演じたジアンは、亡くなった父親が残した借金にずっと苦しめられていて、障害をもつ祖母の面倒も見なければならなかった。

IU

少女時代の記憶

それゆえ、彼女はバイト先の食堂で残飯をかすめて空腹を満たすという生活を余儀なくされていた。

しかし、それは演技だけの話ではなかった。実は、IU自身も子供の時に経済的な困難を抱えていたのだ。

というのは、彼女の母親が借金の保証人になってしまい、ついに借金の取り立てに苦しむ羽目になった。それゆえ、IUも弟と一緒に母の元から離れなくてはならなくなり、彼女は祖母も交えて親戚の家で苦しい生活を余儀なくされた。

そうした日々がどんなにつらかったことか。

IUは「早く苦しい境遇を脱したい」と思い、必死に歌手をめざすようになった。

まさに、IU自身が『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』で演じたジアンと同じだったのだ。

それだけに、IUもジアンを演じながら、苦しかった少女時代の記憶が甦ってきたことが何度もあったようだ。

もちろん、彼女は自分が経験したことを計算して演技を続けたわけではなかったが、それでも借金取りに追われるという経験が、たとえ意識しなくてもジフンを演じるうえでプラスになったことは間違いない。

IUは芸能界の中でも慈善活動に本当に熱心なことでよく知られる。自分が苦しかった時代を振り返りながら、彼女は恵まれない人々に熱心に支援を続けているのである。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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