『イ・サン』でソンヨン役のハン・ジミンの記憶に残っているシーンとは?

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現在、BS日テレで放送されている時代劇イ・ソジン主演の『イ・サン』で、ヒロインのソン・ソンヨンを演じている女優のハン・ジミン。

彼女が演じるソンヨンは、宮殿の装飾や国王の肖像画などを制作する図画署(トファソ)の茶母(タモ)で、幼いときにであったイ・サンのことを愛し続ける女性だ。

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その彼女と比べたハン・ジミンは、自分のことをソンヨンと同じように清純派として見られるが、実際は活発なほうだと思っているという。

ハン・ジミン

女優としてのキャリア

撮影現場などで他の共演者の俳優たちと出会うと、よく「タフだ」と驚かれることも多いらしい。

さらに、ハン・ジミンは楽天的なところや大変なことがあっても笑って乗り越えようとしたり、愛する人を守りたい、力になりたいと思うところがソンヨンと似ているという。

そんなハン・ジミンにとって、『イ・サン』のドラマの中で一番記憶に残っているシーンは、出産のシーンだった。

そのシーンの撮影のとき、ぎこちない演技になるのではないかと思っていたハン・ジミン。そのため、撮影終了後にもっといい演技ができたのではないかと感じていたようだ。

ドラマ『イ・サン』を撮影期間は9カ月だが、演技をする中で自分がソンヨンになったように錯覚することはなかったハン・ジミン。

しかし、彼女はソンヨンの周りに辛いことがたくさん起こったことについては胸を痛めたらしく、台本の読み合わせ中に泣いてしまったこともあった。

以上のように、自分が演じるキャラクターに共感し、最後まできっちり演じきる女優のハン・ジミン。それだけで彼女の女優としてのキャリアの高さがうかがえる。

BS日テレで放送されている『イ・サン』の最終回まで後もう少し、果たしてどんな結末を迎えるのだろうか。

文=大地 康

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