女装にも挑戦した『ノクドゥ伝』主演のチャン・ドンユンの意外すぎる苦労とは?

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朝鮮王朝の15代王・光海君(クァンヘグン)が統治する時代を舞台に描かれた時代劇『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は、2019年に放送されたドラマだ。

この作品で、主人公のノクドゥを演じたのが俳優のチャン・ドンユンだ。

そのノクドゥは、自分の出自を調べるために、男子禁制の村に助走をして潜入するキャラクターだ。

【関連】『ノクドゥ伝』で俳優のチャン・ドンユンはどんな役を演じたのか

女装したときの彼の美しさと女らしい身のこなしには驚いたが、男性役と女性役を並行して行なうのは、かなり難度の高い演技だと思う。

実際に、チャン・ドンユンも悩みながら撮影に臨んでいたというが、いったいどんなことに苦労していたのだろうか。

チャン・ドンユン

演技の大変さ

演技のうえで彼が悩んだのは、女性としての仕種や声の出し方などの表現方法だという。

見た目に関しては女装するということで問題はなかったようだが、声の違いを出すのには苦労したそうだ。

しかし、女性によっては声が高い人もいれば低い声の人もいる。そのため、チャン・ドンユンは、わざとハイトーンの声を出してわざとらしく女性の役を演じるのをためて、とにかく違和感のないように自然に演じることを心掛けたという。

一方で、チャン・ドンユンにとって、物語の序盤では男性としての演技の方が楽だと感じていたようだが、ストーリーが進むにつれて女装役への思い入れが段々と強くなる、女装したノクドゥに魅力を感じ始めたという。

その後、ドンユンは2つのキャラクターを演じ分けられるようになり、次第に演技の大変さも薄れていったという。

このドラマで、初めて女装を体験した彼は、俳優としてまた1つキャリアを積んだことになる。

『ノクドゥ伝』で見せた男性としての堂々とした演技と、女性としての繊細な演技はどちらも本当に見事なものだった。

これまでに、多くの作品で様々な役に扮してきたチャン・ドンユンは、俳優として強い存在感を示してきた。

また、彼の時代劇での演技が見れる日が来るのを楽しみに待っていよう。

文=大地 康

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