2019年に放送された『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』で、主人公のチョン・ノクドゥを演じた俳優チャン・ドンユン。
このドラマで時代劇初出演となったチャン・ドンユンだが、ヒロインのドンジュ役のキム・ソヒョンと息ピッタリの演技を披露していた。
ドラマの舞台となっているのは、15代王・光海君(クァンヘグン)が統治する時代だ。
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主人公のノクドゥは離島で暮らす文武に秀でた青年で、一家を襲った刺客集団を追っていた。
そんな彼がたどり着いたのが男子禁制の村だった。襲われた原因が自分の出自に関係していると考えたノクドゥは女装して村に潜入したのである。
チャン・ドンユンはイケメンでたくましい俳優なのだが、ドラマの中で見せた女装姿はとても美しく魅力的だった。
そんな彼の一番のお気に入りのシーンは、ノクドゥが姿を消したドンジュを助け出した後のシーンだという。
その助け出したドンジュを家に連れて行って一緒の時間を過ごすシーンでは、とても甘い雰囲気になったようで、撮影中は照れくさかったようだ。
アクションあり、ロマンスありの『ノクドゥ伝』で振り幅の広い演技で存在感を示し、強い印象を残した。
以上のように、様々な要素が詰め込まれた初の時代劇で俳優としての実力を発揮したチャン・ドンユン。初めての時代劇で女装を経験した彼は、どんな思いで最後まで撮影をやり切ったのだろうか。
もし、今後時代劇に出演することがあったらどんな役を演じるのだろうか。そして、王様の役だったら朝鮮王朝27人の王の中で誰が似合うのか。
いろいろ気になるところがあり、チャン・ドンユンは本当に興味深い俳優だで、これまでのドラマで最後までハツラツとした演技と自らの魅力を存分に見せていた。
文=大地 康
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