このところ、韓国の音楽シーンでは東方神起ユンホの話題で盛り上がっている。彼は1月18日にソロのミニアルバム「NOIR」を発売したが、大変な人気を集めている。
まさに、K-POPのレジェンドにふさわしい出来栄えであり、音楽番組でも堂々と1位に輝いたりしている。
今やK-POPではBTSが絶大な人気を誇っているが、実力と実績で抜群の存在感を誇るユンホは、やはり怪物級のスターなのだ。
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彼がK-POPで成し遂げたことは数多いが、マルチな才能を持っているので俳優としても評価がとても高い。
映画やドラマで独特な存在感を誇ってきたが、あえて時代劇を取り上げるなら『夜警日誌』が最高だった。
このドラマは、チョン・イルが主人公のイ・リンを演じていた。
彼は朝鮮王朝の王子だったのだが、父親である国王が乱心を起こして母を失ってしまい、イ・リン自身も宮中を追い出されてしまった。仕方なく、イ・リンは浮かばれない生活を送っていた。
そんなイ・リンには不思議な能力があった。それは幽霊が見えるという超能力なのである……。
こういう主人公の人物設定が『夜警日誌』なのだが、そのイ・リンの護衛の役目を担うムソクという人物をユンホが演じている。ムソクは剣術の使い手であり、どんな難敵にも立ち向かっていける実力を持っている。
ユンホが演じるのだからアクションシーンも多い。そうしたシーンの切れ味が抜群だ。
すばらしいダンスの腕前を持っているユンホだけに、剣術のアクションシーンで見せる動きは惚れ惚れするほどだ。
そういう意味では『夜警日誌』は、ユンホの持ち味を最大限に生かせる時代劇だった。もちろん、演技力も問題なしだ。
『夜警日誌』は、チョン・イルが演じるイ・リンとユンホが扮するムソクが夜警隊を結成して幽霊と戦うという設定になっているが、ユンホはクールで硬派の武官としてキリリと引き締まった演技力を見せていた。
今回のユンホのニューアルバムに感動して、彼の時代劇を見てみたいと思ったなら、ぜひ『夜警日誌』でユンホの演技力とアクションを堪能しよう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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