東方神起チャンミンは何を語ったのか…『夜を歩く士(ソンビ)』について

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韓国のK-POPグループの東方神起のメンバーであるチャンミン。彼は1988年2月18日に生まれている。基本的には歌手として活動する彼だが、俳優としていくつかのドラマにも出演している。その中でチャンミンが出演した時代劇が『夜を歩く士(ソンビ)』である。

彼は『夜を歩く士(ソンビ)』で世子のイ・ユンという役を演じた。その演じた役について次のように語っている。

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「僕が演じたイ・ユンは、国の世子(セジャ/王の正式な後継者)で、将来は王になる役柄です。国内にはさまざまな争いがあり、現在の王である祖父とその周囲の人々の間には、心が痛くなるような事情があります。それで、イ・ユンは遊び人のフリをします。外に出てお酒を飲んだり、女性と遊んだりします。そうやって、周りの人が軽く見て油断してしまうように誘導するのです」

イ・ユンというのは難しい役柄だ。心と違って遊び人のフリをするというのは、深い心理描写が必要になる。チャンミンはイ・ユンをどのように演じようと思ったのだろうか。

「痛みを抱えたキャラクターだったので、わざと明るいフリをしていたのではないか、と最初は思っていました」

しかし、徐々に受け取り方が違ってきたという。

東方神起のチャンミン

演技をする上での勘の良さ

「本来はイ・ユンという人物は明るくて、若い男性なので女性もお酒も好きだったのかもしれない、という考えも少しずつ湧いてきて……(笑)。あるいは、王宮にはいろいろ問題が多いので、純粋で明るい姿を極大化させて表現している人なのではないか、とも思いました。遊び人の姿をためらいなく見せられる人物だと思って、それを演技で表現しようと努力しました」

この言葉のように、人間にはいろいろな側面があることを認めたうえで、チャンミンはイ・ユンの自由奔放な部分を強調するような演技を心掛けたのである。

このあたりのキャラクターの読み方は巧みだ。演技をする上での勘の良さを大いに感じさせる。

ドラマの中で、チャンミンが演じるイ・ユンは、イ・ジュンギが扮するソンヨルと三角関係になってしまう。それについて、チャンミンはこのように語っている。

「僕がソンヨル(イ・ジュンギ)と同じ女性の心を得ようと努力をします。その女性はヤンソン(イ・ユビ)で、明るくて美しい心を持った魅力的な人です。その女性とは、単純な恋心ではなく、僕との大きな秘密も生まれます」
歌手として活動する傍らで、俳優として見事にイ・ユンという役を演じたチャンミン。彼の演技は本当に見事なものだった。

文=大地 康

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