ヒット作にはかならずこの顔!! 歴代視聴率の上位3作品に出演している俳優とは?

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韓国時代劇が好きな人ならば、チョン・グァンリョルが出た時代劇をかならず見たことがあるだろう。それほど、彼は時代劇で重要な役を演じている。

最初に注目されたのは記録的な大ヒットとなった『ホジュン~宮廷医官への道~』で主役を演じたときだった。

このドラマでは、後に名医となる主人公が本当に苦難の末に成長していく姿が生々しく描かれていて、視聴者の涙を誘った。チョン・グァンリョルは一躍時代劇のヒーローとなり、国民的俳優とまで呼ばれるようになった。その後も重要な役を演じている。

『張禧嬪[チャン・ヒビン]』では19代王の粛宗(スクチョン)に扮して、王宮を混乱させる国王の役を凄味のある表情で演じた。

さらにチョン・グァンリョルの活躍は続く。『朱蒙』では冷徹な国王を演じて、存在感のある演技を披露した。

以上、取り上げた3つの時代劇というのは韓国時代劇の歴代視聴率ランキングで、すべて10位以内に入っている。

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チョン・グァンリョル(写真=SPORTS KOREA)

さすがの存在感

具体的に言うと、『ホジュン~宮廷医官への道~』は歴代1位で視聴率は63.7%だった。『朱蒙』は歴代5位で視聴率は49.7%であり、『張禧嬪[チャン・ヒビン]』は歴代9位で視聴率は42.9%だった。

これは本当にすごいことだ。視聴率の韓国時代劇歴代ランキングの10位以内に入っている3本に、自分が重要な役で演じているのだがから、やはりチョン・グァンリョルは「時代劇の名人」の名にふさわしい。

時代劇を演出する監督が、チョン・グァンリョルを積極的に起用する理由もよくわかる。そういうこともあって、チョン・グァンリョルは次々に時代劇に出演していった。

最新の時代劇ではパク・シフが主演した『風と雲と雨』に、チョン・グァンリョルは重要な役で出演している。彼が演じた役は王族のイ・ハウンだ。

この人は歴史的にも大変重要な人物で、朝鮮王朝終盤の政治を仕切った興宣大院君(フンソンデウォングン)としてよく知られる。
ドラマの中でもイ・ハウンは遊び人を装いながら権力の中枢に近づいていって、自分の野望を叶えていこうとする。こういう難しい役を演じさせたら、チョン・グァンリョルはやはりさすがの存在感だ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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