EXO のディオとしても知られるド・ギョンスは、『100日の郎君様』などの作品でもすばらしい演技力を見せていた。その彼は現在兵役に入っているが、残りの兵役期間が2カ月半となり、2021年1月25日に除隊することになっている（除隊日は変更となる場合もある）。
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除隊したら、すぐに芸能界に復帰して新作に取り組む予定だ。
その新作は、名優のソル・ギョングと共演する映画『ザ・ムーン』になりそうだ。
この作品でド・ギョンスは、事故によって宇宙に取り残されてしまった孤独な男を演じるという。長い兵役期間を経て芸能界に戻ってきたド・ギョンスがどんな演技を披露してくれるのか。早くも大きな注目を集めている。
ド・ギョンスがそこまで期待されているのは、俳優として卓越した才能を持っているからだ。それは、『100日の郎君様』でも立派に証明されていた。
このドラマでド・ギョンスは、イ・ユルとウォンドクという「1人2役」と呼べる演技を披露した。イ・ユルは次代の国王を担う世子であり、正式な後継者として堂々たる王族であった。
しかし、悪徳高官によって暗殺されそうになり、記憶喪失になって村人に成り代わってしまう。
まるで自分が誰なのかがわからない有様なのだが、それでも村人として次々に才能を発揮して、やがては王宮に帰っていく……立場の違う男を演じ分けたド・ギョンスは、多様な表現を各場面で存分に発揮して評価を高めた。
こうして俳優としても成長が著しかったド・ギョンスだが、兵役によってキャリアを中断せざるをえなかった。しかし、その兵役も残りが2カ月半となった。除隊が間近になってきた現在は一番階級が上の兵長になっており、社会復帰に備えて様々な準備に取り組んでいる。ド・ギョンスの場合は、数多くのオファーがあり、その中から彼は『ザ・ムーン』を選んだのだ。
『100日の郎君様』で見せた高い演技力に加えて、兵役による人生経験をプラスして、これからド・ギョンスは新たなチャレンジに挑んでいく。今後の彼の活躍が大いに期待されている。
文＝康 熙奉（カン ヒボン）
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