女優イ・ハニが臨月の姿で制作発表会に登場し、注目を集めた。
【写真】出産間近!第2子妊娠中のイ・ハニ、大きなお腹でランニング8月18日午前、ソウル・ホテルナルソウルMギャラリーにてNetflixシリーズ『エマ』の制作発表会が開催され、主演のイ・ハニをはじめ、パン・ヒョリン、チン・ソンギュ、チョ・ヒョンチョル、イ・ヘヨン監督らが出席した。
『エマ』は1980年代、韓国で一世を風靡した官能映画誕生の裏側を背景に、華やかなスポットライトの陰に潜む厳しい現実に果敢に立ち向かうトップスター・ヒランと、新人女優ジュエの物語を描く。80年代映画界のきらびやかさとその陰の部分をリアルに映し出し、それぞれが自分なりの方法で時代に抗う痛快な姿を描いた作品だ。
イ・ハニはまさに80年代トップ女優そのものの風貌と存在感を纏い、パン・ヒョリンは新人らしい大胆さを、チン・ソンギュは制作側の欲望を巧みに表現。さらにチョ・ヒョンチョルは新人監督の葛藤と怒りを繊細に演じ、個性豊かな演技陣が物語を彩る。
8月中旬に第2子を出産予定のイ・ハニは、臨月にもかかわらず会場に姿を現し、作品への深い愛情を示した。
フォトセッションには立たず、トークセッションの時間に警護員と共に登場。鮮やかな黄色のドレスに身を包み、丸く大きなお腹が際立ちながらも、細い手首や足首をのぞかせ、変わらぬ美貌を誇示した。
イ・ハニは「1980年代の忠武路(チュンムロ/映画の街)。当時は映画といえば忠武路でした。その時代を生きた俳優や制作会社、スタッフが、暗い現実に直面しながらも闘い、苦闘し、そして勝ち取っていく物語です」と作品を紹介。 また自身が演じるチョン・ヒランについて「初登場は国際映画祭で主演女優賞を受賞して帰国するシーン。自尊心が高く、どこにいても堂々とした当代随一の女優です」と説明した。
そのうえで「彼女は『もうこれ以上脱ぎません』と宣言します。すでに十分にやりきったと考え、新たな80年代を生きようと決意しますが、結局は制作会社代表が手掛ける『エマ』で助演を引き受けることになり、再び露出を強要される。暴力的な状況の中でも必死に抗い、自らの権利を勝ち取っていく役です」と付け加えた。
Netflixオリジナルシリーズ『エマ』は、8月22日14時より世界190カ国以上で配信開始される予定だ。
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