テレビ東京の韓流プレミアで放送されている時代劇『帝王の娘 スベクヒャン』で、百済25代王・武寧(ムリョン)王の妻であるウネ王后を演じているイム・セミ。
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2004年にモデルとして芸能界入りしたイム・セミは、大学時代に小舞台に出演しながら演技の経験を積んでおり、『帝王の娘 スベクヒャン』の他に『その冬、風が吹く』『ショッピング王ルイ』『女神降臨』に出演している。
『その冬、風が吹く』は、詐欺師として人を騙す男と人を信じることのできない女が出会い、お互いの心の傷に共鳴しながら惹かれあう姿を描いたラブストーリーである。
チョ・インソンとソン・ヘギョが主演を務めた本作で、イム・セミはカフェの店員でソン・ヘギョ扮するオ・ヨン友人のソン・ミラ役を務めていた。
そんなイム・セミの知名度を高めた作品が『ショッピング王ルイ』で、ソ・イングクやナム・ジヒョン、ユン・サンヒョンといった名俳優たちがすばらしい演技を見せていた。
このラブコメドラマで、イム・セミはナム・ジヒョン扮するコ・ボクシルの恋敵役としてペク・マリを演じている。
その後も、『アバウトタイム~止めたい時間~』『私の恋したテリウス~A Love Mission~』『天気が良ければ会いに行きます』などのドラマで魅力的な演技を披露し、『女神降臨』に出演した。
『女神降臨』はムン・ガヨンやチャ・ウヌ、ファン・イニョプなどの俳優が出演していたドラマだ。
メイクによって女神と思えるほど美女に変身した女子を、2人のイケメン男子が奪い合う様子を描いている本作で、ムン・ガヨン演じるイム・ジュギョンの姉のイム・ヒギョンに扮していたのがイム・セミだった。
女優として様々な演技の経験を積み、キャリアを高めてきたイム・セミが、2023年にディズニープラスで配信される予定のドラマ『最悪の悪』(原題)で、麻薬捜査官の役を演じるという。
その新作の中でイム・セミは、若手の女優としてハツラツとした演技を見せてくれるのではと期待が高まる。今後も彼女の活躍に注目したい。
文=大地 康
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