1392年に朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)の指示で、1395年に建てられた王宮・景福宮(キョンボククン)。
当時流行していた風水地理説に基づいて創建され、12万坪以上の広大な敷地を誇り、往時には200棟を越える殿閣が立ち並んでいたほどだった。
日本の豊臣秀吉が朝鮮出兵した1592年の壬辰倭乱(イムジン・ウェラン)のときにそのほとんどが焼失してしまったが、1868年に再建されたが、1910年の韓国併合条約で日本が敷地内に朝鮮総督府の庁舎を建造。
敷地内の殿閣の多くが破却されてしまった。それでも近年は復元工事が進んでおり、2025年には景福宮復元事業が完了する予定だ。
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