『ナインパズル』主演ソン・ソック、“一回り離れた”女優キム・ダミに頼った?「役作りに迷った時…」【インタビュー】

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6月5日、ソウルの某カフェでDisney+シリーズ『ナインパズル』の主演俳優ソン・ソックの配信終了記念インタビューが行われた。

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『ナインパズル』は、10年前の未解決事件の唯一の目撃者であり、現役プロファイラーのイナ(演者キム・ダミ)と、彼女を今も容疑者として疑う強行犯係の刑事ハンセム(演者ソン・ソック)が、謎のパズルの欠片とともに再び動き出した連続殺人事件の真相に迫る本格推理スリラーだ。

ソン・ソックはこの日、共演したキム・ダミとの撮影エピソードを語った。

彼は「彼女は最初からやりたいキャラクター像が明確だった。僕はどう演じるか迷っていた時期があったが、ダミがたくさんアイデアをくれて助けられた。些細なジェスチャーひとつまで『こうしてみたら?』とアドバイスしてくれた」という裏話を披露。

また、「ハンセムの家が拠点になってから撮影する場面では、僕の方が多くアイデアを出した。ハンセムは序盤に“快男児”として設定されていたから、意外性を持たせやすく、キャラクターの幅も広かった」と振り返った。

撮影中に自身の演技に不安を感じたとき、キム・ダミにモニターをお願いし、彼女の提案を元に監督へ「撮り直し」を直訴したこともあったという。

(画像=Disney+)

ソン・ソックは「ダミは飾らない淡白な性格で、不自然なことを嫌う。僕もそういうところが似ていて、共感できた」と明かした。

彼が演じたハンセムは、物語中盤までイナを犯人と疑いながらも共に捜査を進めていく難しい役どころだ。

「最初の脚本では感情の幅が狭く、モノトーンな人物として描かれていたけれど、イナとの関係性にリアリティを出すため、もっと感情的で“快男児”的な面を加えた」と説明した。

さらに、「アクションや外見だけでなく、会話のトーンや衣装を除けば、ハンセムもかなり漫画的なキャラクターだと思っていた」と語り、作品のトーンと役柄のバランスに対する自身の見解を示した。

ユン・イナへの疑念がどこまで続くかについては、監督との議論を重ねたと明かす。

ソン・ソック
(写真=STANNUM)

「サスペンスとしては、イナをずっと疑い続ける展開もできたが、監督の意図は“早めに関係性を整理し、捜査の共闘に切り替えること”だった。結果的にその選択は正しかったと思う」と納得の表情を見せた。

『ナインパズル』は配信直後から国内外で好評を博し、ソン・ソックの繊細な演技力とリアルなキャラクター描写が高く評価されている。

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