映画『The Witch/魔女』で鮮烈なデビューを飾った女優キム・ダミが、自身の女優活動や日常、価値観について率直に語った。
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このほど、Disney+シリーズ『ナインパズル』のプロモーションのためYouTubeチャンネル「fairy jaehyung」にゲスト出演したキム・ダミ。
彼女は「今は年に1作品がちょうどいいと思うようになってきた。むしろ2年に1作でもいい」と語り、「現在配信中の『ナインパズル』は、視聴者にとって約3年ぶりの出演作だ」と紹介した。
「女優としての時間は幸せだけれど、日常がなくなるような感覚もある。だから、家族や友人と過ごす時間や旅行、人間観察などで、自分を満たす時間を大切にしている」と語る彼女は、「ぼーっとするのが好き」と微笑んだ。
趣味については「運動以外は家で過ごすことが私の趣味」と語り、大学入学前に2週間引きこもり、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』シリーズを一気見したエピソードも明かした。
1500対1 の競争率を勝ち抜いた映画『魔女』については、「当時は事務所にも入っておらず、自分でプロフィールを回していた。オーディション情報を記事で見て応募した」と振り返り、「監督からは『君に賭けてみる』という言葉をもらったけど、当時は何も知らなくてプレッシャーを感じることもできなかった。制作費が100億ウォンと聞いても、その重みが実感できなかった。それほど何も知らなかった」と笑った。
大ヒット作『梨泰院クラス』については、「『魔女』から2年ぶりの作品だった。原作も面白くて、キャラクター性の強い役をやってみたかった」としつつ、「演じるのは簡単ではなかった。あまりにも漫画的で自分と違うキャラクターだったから」と苦労を明かした。
続く『その年、私たちは』では、「前作で超能力者やサイコパスなど非現実的な役を演じたので、今度は現実的な物語をやりたかった」と語る。共演のチェ・ウシクとは『魔女』以来2度目の共演で、リラックスして撮影に臨めたという。
「無理に作品数を増やす気はない。いまも自分のリズムで進みたい」というキム・ダミは、「最近は安定的な選択ばかりしている気がして、かえってそれが良いのか悩むこともある」と本音を吐露。「押し通すような決断をできる人たちが、時々うらやましく感じる」とも語った。
『ナインパズル』で共演したソン・ソックについては「最初から親しみやすく、近所のお兄さんのような感じだった」と紹介した。
最後に、夢について尋ねられたキム・ダミは「大きな夢はない。ただ、家族と元気で長生きしたい。それが一番難しくて大切なこと。世界的に人気を得たいという夢はない。ただ静かに暮らしたい」と語った。
キム・ダミが主演したDisney+シリーズ『ナインパズル』は、来る5月28日(水)に第7~9話、6月4日(水)に第10~最終回が配信予定。全11話構成で、Disney+で独占配信中。
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