Netflix人気作『愛と、利と』の主演女優ムン・ガヨンが、ドラマによる考えの変化を告白した。
【写真】ユ・ヨンソク、ムン・ガヨンの「リアルすぎる」カップルSHOT
2月10日、ソウル某所で行われた『愛と、利と』の放送終了記念インタビューに応じたムン・ガヨン。劇中では「愛は一瞬で崩れる砂の城」と思うアン・スヨン役を熱演した。
スヨンは誰にでも親切に接するが、自分自身にはそうできず、誰にも言えない痛みを抱えた女性。徐々に疲れてゆく顔やドライな声、感情の幅が広くない笑顔など、今までムン・ガヨンが演じたキャラクターとは違う新しい演技が、ドラマファンの注目を集めた。
ムン・ガヨンは『愛と、利と』を通じて「愛に対する考えがより固まった。理解できない、と。人間は理解できないというのが強固となった」という。
「愛に対するロマンがあった。もうちょっと若い頃は、愛に対するロマン、私の真心がいつか相手に伝わると思っていた。真心を尽くせばいいと思っていたが、成長し経験してみると、そうではなかった。いくら想いを込めても、相手が理解してくれなければ何でもない。その現実に気づいてショックを受けた。自分が抱いていた愛に対するロマンは、美しいばかりではなかった。私の欲であり、自分な投げた瞬間からは相手が拾っても拾わなくても相手次第なので、真心が通じないことも分かるようになった」
そして「後悔すべきことはしてはいけないと思った。私はたくさん悩んで決断する部分がスヨンと似ている。いつもベストな選択をしようと努力する人であることだけは自負している。一度も後悔した瞬間がない。もちろん、いつかこの考えが変わるかもしれないが、自分の選択による結果に責任を取るのは自分なので、みんな同じように生きているのではないかと思う」と付け加えた。
共感を呼ぶ“ハイパーリアルな”恋愛模様で視聴者を魅了した『愛と、利と』は、Netflixで配信中。
(記事提供=OSEN)
■【関連】繊細すぎる秀作ロマンス『愛と、利とが視聴者を魅了した理由
前へ
次へ